同性婚に関して、龍谷大学法学部の石埼学教授の憲法解釈を述べたツイートが炎上しています。「生殖可能性がない以上、国家が保護すべき利益が見当たらない」という箇所です。
同性愛という愛のありかたは個人の自由でありそれを理由に差別されるべきではない。デートすれば良いし、ウェデングすれば良いし、一緒に住んで助け合えば良い。しかしそれを国家が法的婚姻制度で保護することは全く別の問題だ。生殖可能性がない以上、現状国家が保護すべき利益が見当たらないからだ。
— 石埼学 (@ishizakipampam) February 3, 2023

最高裁判所 Wikipediaより
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「生殖可能性」がないカップルや個人への差別につながる内容を含んでいたことが問題だと認定されてしまいました。
いま問題になっているのは石崎先生の学説の正誤ではなく、その主張が「生殖可能性」がないカップルや個人への差別につながる内容を含んでいたことです。 HeyvBFsEUb
— 香山リカ (@rkayama) February 5, 2023
論点もすでにずれつつありますが、ツイッターというかネットの限界でしょうか。
それに加えて大学教授から「生殖可能性がない以上、国家が保護すべき利益が見当たらない」という発言まで飛び出してきたので、こちらも再度、シェア。
「婚姻の目的=生殖」であるかのような主張の暴力性。
【エッセイ】子どもを産まないことは“不完全”なのかRq2afrGFtr
— 安田菜津紀 Dialogue for People (@NatsukiYasuda) February 4, 2023