空前の教員不足という危機の前に、文部科学省は2025年から最短2年で小中学校などの教員免許を取得できる教職課程を4年制大学に新設する方針を固めたそうです。
教員免許、4年制大学でも最短2年で取得可能に…短大向け「2種免許」の教職課程を新設へWaC6rHNKIV#教育
— 読売新聞オンライン (@Yomiuri_Online) February 6, 2023
短大の教職課程で得られる「2種免許」を4年制大学でも取得できるようにするもので、多様な人材を教員として確保する狙いがあるとのことですが、待遇改善だけは絶対にしたくないという文科省の決意がにじみ出ています。

昭和の時代から迷走を続ける文科省 Wikipediaより
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文科行政はもはや末期的ではないかという指摘もあります。
教員免許は修士以上という国もあるのに、質を下げる改革をするとは。戦時中に医者やパイロットを急ごしらえしたり、学生を繰り上げ卒業させたようなもの。日本軍の負けパターン突入。ZcdpvERiGX
— 山内太地 2月20日(月)ZOOMで進路講演(リンク参照) (@yamauchitaiji) February 6, 2023
『免許がある人』がいないのではなく『都合のいい人』がいないだけという指摘もあります。
教員不足の解消のために『教員免許を最短2年で取得可能にする』『短大向け2種免許の教職課程を新設』などと迷走中の文科省…そもそも教員不足は『免許がある人』ではなく『サービス残業や休日出勤だらけでも働く都合のいい人』がいないだけなので、まずは年間約1兆円分のタダ働きを何とかすべきかと…
— Childish Teacher (@TeacherChildish) February 6, 2023
以前からそもそも教員免許はいらないという指摘もあります。ただし、現在の小学校の先生はある年齢以上の方が想像する仕事とはかなりかけ離れた仕事になっています。
バカバカしい。小学校の先生なんて、大卒である必要もないのに教育学部卒の免許がいるが、女性の多くは実は十分に小学校の教員になれるし、普通のサラリーパーソンは十分に中学教員になれる。免許がムイミなだけ。
先生の質を保てない 公立学校2000校で欠員、1年で3割増加AZdXtaM8
— 蔵研也 (@kurakenya) January 16, 2023