降り積もった雪の様子をあらわす名前

降る雪だけではなく、その後積もった様子にもそれぞれ名前が付けられています。
新雪(しんせつ)
降り積もったばかりの雪を意味します。
雪持ち

雪が木の枝や葉に降り積もった様子を指します。
綿帽子(わたぼうし)
枝だけではなく、木全体をすっぽり覆うように積もった場合、綿帽子と呼ばれることもあります。
初冠雪(はつかんせつ)

雪が山頂に降り積もり、その様子が麓から見えた状態を「冠雪」といいます。
これがその年最初の冠雪だった時を「初冠雪」といいます。
去年の雪(こぞのゆき)・残雪・根雪
春になっても雪解けしない雪、なかなか溶けない雪のことを意味しています。
万年雪(まんねんゆき)
標高の高い山岳地帯にある1年中溶けること無く次の降雪のシーズンを迎える、越年する雪のことです。
「まんねんゆき」とも「まんねんせつ」とも読みます。
雪の別名

六花(りっか)
雪は六角形の美しい結晶をしています。
この結晶を花弁に例えて「六花(りっか)」という別名があります。
由来が同じ別名が他にもあり「六辺香(ろくへんこう)」や「六出(りっか・ろっか)」とも呼ばれます。
天花(てんか)
雪はまるで空から花弁が舞い散るようにヒラヒラと落ちてきます。
この情景から天に咲く花の意味で「天花(てんか)」という別名があります。
風花(かざはな)
晴天時に風に舞うように降る雪を風に乗る花に例えた別名です。
乾燥した風が吹く土地で発生しやすく、群馬県や静岡県のようなからっ風が多い土地ではよく見られる降雪風景だそうです。
まとめ

一口に「雪」といっても、降る時期や水分量によって様々な呼び名があります。
ある程度水分量を越えた綿雪や餅雪、牡丹雪などは見ても違いがわからないかもしれませんが、冬場に旅行に行った際、その地方の雪と地元の雪質の差を感じるというのも楽しいかもしれませんね。
提供元・FUNDO
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