ファンくるでいくら稼げる? | 利用金額の50%から最大100%還元が一般的
前述の通り、ファンくるでは「100%ポイント還元」を受けたとしても収支が差し引きでプラスになることはありません。「稼ぐ」というよりは、外食費を大幅にカットしたり、話題の商品を格安で手に入れたりできることが利用者にとっての大きなメリットになります。

このように「ポイント還元を受ける」ことで、無料もしくは格安でさまざまなサービスを受けることができるシステムと捉えた方が良いでしょう。
ファンくるの主なデメリット
ファンくるの主なデメリットはやはり「提出したアンケートが非承認になる可能性がある」ことでしょう。謝礼がゼロの場合、店頭で支払った代金はそのままマイナスとなります。こうしたファンくるのデメリットについて、より詳しく紹介します。
アンケート調査の承認基準が厳格 | 提出した写真などに不備があると謝礼はゼロ
冒頭でも解説した通り、たとえばアンケート項目に「トイレが清潔に保たれていたか」がある場合は、必ずトイレのチェックが必要になります。このようにアンケートには細かな承認基準があり、基準を満たさないと謝礼はゼロとなります。

このほか、ファンくるで非承認となりやすいうっかりミスには、以下のようなものがあります。
・提供された食品に調味料などをつけてしまった。
・店舗利用をして調査をしなければいけない案件で、テイクアウトをしてしまった。
・支払い方法を指定の方法以外で行ってしまった。
・複数人で調査店舗に来店し、個別でアンケートを提出した。
・レシートに印字されている来店日時が、モニターの条件に当てはまらなかった。
・来店証明としてレシートを提出しなければいけないのに、領収書しかもらわなかった。
このようにアンケートにはかなり細かな条件が定められています。なおかつアンケートの提出期限は後述する通り短め。短い時間でアンケートの要件をチェックし、店頭で撮影して、提出しても「最大でも差し引きゼロ。非承認となった場合は全額損をしてしまう」というのは大きなサービスのデメリットと言えるでしょう。
アンケートの提出期限が短い | 4日以内にサービス利用とアンケート回答を完了する必要がある
提出するアンケートは、当選してから4日以内に提出しなければいけません。

ポイントの有効期限 | 180日以内に交換する必要がある
還元されたポイントには180日間の使用期限があります。使用期限が過ぎる前にほかのポイントやギフト券に交換する必要があります。
ポイントを現金に交換することはできない | ポイント交換サイトを経由する必要がある
ファンくるで得た「Rポイント」は、直接現金に交換することができません。どうしても現金化したい場合は、一度別のポイントに変換し、そのポイントのサイトから交換する必要があります。
ポイントの現金化におすすめなサイトのひとつは、「ドットマネー」です。

なお、どっとマネーの交換予定日は土日、祝日を除く5営業日以内です。
ファンくるのメリット
ファンくるを利用することによって、具体的にどのようなメリットがあるのかを解説していきます。
気軽に覆面調査員の仕事を楽しむことができる | 資格や経験は不問
ファンくるの覆面調査案件への応募は、資格や経験は問われません。そのため気軽に始めることが可能。生活費の節約やお小遣い稼ぎとして利用している人が多く、会員の半数以上は20代〜40代の女性となっています。
なお、応募方法はサイトから掲載されている店舗にアクセスして応募し、事前アンケートに回答するだけ。すぐに当選・落選が分かるため、思い立ったらすぐ利用できるサービスになっています。
飲食代金などがポイント還元される | 100%還元の案件では無料で飲食やサロンを利用可能
「ファンくる」は案件によってポイントの還元率は異なります。100%還元されるものを選択すれば、調査対象の食事やサービスを実質無料で受けることも可能です。

調査案件が多く抽選結果もすぐ分かる | 出かける際などにサクッと応募することも可能
先述した通り、「ファンくる」は抽選結果がすぐ分かるので、お出かけ前に応募することも可能。当選したらそのまま出先で覆面調査をすれば、ポイント還元を受けつつショッピングやグルメ、エステやサロンなどを手軽に楽しむことができます。
まとめ | ファンくるの旅行先での利用時は「全国旅行支援」との併用に要注意
今回は「ファンくる」に実際に登録したうえで、案件への申し込み方や報酬額の目安などを解説しました。
ファンくるは100%ポイント還元案件でも「収支がプラス」にはなりません。そのため現実的には、旅先のホテルやレストランなどでモニター案件に応募。普段は高価で中々利用できないお店などを安価に楽しむといった使い方が多いのではないでしょうか。
なお「ファンくる」を旅先で利用したいとき、気を付ける必要があるのが「全国旅行支援」制度と被っていないかどうか。案件によっては全国旅行支援との併用が禁止されていたり、謝礼額が減る場合も。
たとえば飲食代金の50%ポイントバック(上限20,000円)のお店で15,000円分利用し、全国旅行支援クーポンを5,000円分持っていたとします。
この場合、謝礼対象となるのは、15,000円ではなく、利用料金から全国旅行支援クーポンを引いた金額。つまり15,000円から5,000円を引いた金額である「10,000円」が謝礼対象となり、ポイントは「5,000円分」付与されます。
還元されるポイントの額面やアンケートの内訳などを事前によく確認したうえで、覆面調査を楽しむように心がけてください。
文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ
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