エギカラー変更でオスのアオリイカ
夜も明け、辺りがすっかり明るくなり海の状態も悪くないようだ。深夜のうねりも弱くなりエギングの天敵である風もかなり収まってきている。これは今にも釣れそうだ。
釣り方は深夜と同じ作戦でアオリイカを狙って行くが、エギのカラーを少し工夫してみることにした。紫外線で発光するタイプのエギだ。セレクトしたのは、エギ王K 3.5号ネオンブライト クラクラウッディー。

このエギは紫外線を浴びると赤く発光し、イカに強烈なアピールをする。時刻は午前7時30分、港には夜居なかった釣り人の姿がちらほらと見受けられる。再び同じポイントに探りをいれていく。
数投したところですぐに反応が現れた。オスの立派なアオリイカを追加することができた。
最終釣果と今後の展望
この日は4時間ほどの釣行で合計3杯釣り上げることができた。雨風が途中酷くなり車で待機した時間もあったが、短時間で十分な釣果を得ることができた。
今後の展望
気候も少しずつ暖かくなり、大型が期待できる時期が待っている。それまで大型が回遊してきそうなポイントを押さえておきたい。
厳寒期のポイント選び方3選
最後に、厳寒期に短時間で釣果出すポイント選びを紹介する。

潮通りのいいエリア
小さい島と島で形成される天草は複雑な海流が生まれる。ここ牛深もその一つだ。天草本渡と下須島を結ぶ大きな橋ハイヤ大橋の下では激しい潮の流れに合わせてイカが海遊してくる。
街灯がある場所
夜エギングにて最も重要なのがこの常夜灯だ。夜間、プランクトンは明るい場所に集まり、このプランクトンを狙ってアジや小魚が寄ってくる。そして、この小魚を狙ってアオリイカも寄ってくるのだ。ポイントを絞る場合はぜひ参考にしてほしい。
ベイトやイカの回遊
極論にはなってしまうが、イカが居ないと釣れない。いつもポイントを選ぶ場合は、まず港を観察してまわる。その時、何をみるのか?ずばり足元だ。イカが釣れてれば濃いイカ墨があることが多い。長い期間釣れてなければ。イカ墨も薄くなりいつかは消えてしまう。まずは足元を観察して、イカの有無を確認してみるころが釣果への第一歩だ。



<ふくしまりょうた/TSURINEWSライター>
ハイヤ大橋