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オルヴァルビールの楽しみ方
まとめ

オルヴァルビールの楽しみ方

オルヴァルビールは 時間の経過とともに味が変化して行くことも特徴です。作りたての若いビールは爽やかなホップの香りとフルーティーな味わい、力強い苦味が特徴です。時間を重ねたビールはイーストとキャラメルの香りが際立ち、苦みもまろやかになり酸味が伴います。アルコール度数も6%以上と高めなので、ゆっくりと味わうのがおすすめ。

オルヴァルビールにぜひ合わせて欲しいのが、同じ修道院で作られるチーズです。このチーズは、牛乳から作られ、オルヴァルビールで表面を洗って作られるセミハードタイプのウォッシュチーズ。ビールの香りと苦味が漂う、濃厚なチーズです。このチーズもトラピストを名乗ることが許されている、世界でも数少ないチーズの1つです。オープンデーでもこのチーズが販売されているので、セットで購入しペアリングを楽しんでみては?

修道院で醸造されるオルヴァルビールの製造過程を訪問!
(画像=『たびこふれ』より引用)

専用のグラスは聖杯の形をしています。

まとめ

今回は、世界でも珍しいトラピストビールの製造過程を見ることのできる、オルヴァル醸造所のオープンデーについて紹介しました。

オープンデーは年に一度と、なかなかタイミングを合わせて訪問することが難しいかもしれませんが、修道院の付近にはオルヴァルビールとオルヴァルチーズを楽しむことのできるパブも多くあるため、修道院の遺跡やミュージアムを訪れ、ゲストハウスに泊まるだけでも価値のある観光地です。ベルギー南部やルクセンブルクを訪れる際には、ぜひオルヴァル修道院に足を伸ばしてみては!?

Monastic Museum、Abbaye d'Orval、Guest-house

  • 住所: Abbaye d'Orval Orval, n°1, B-6823 Villers-devant-Orval
  • 営業時間:
    ・ 11月から2月まで 10:30~17:30
    ・ 3月から6月、10月 9:30~18:00
    ・ 6月から9月まで 9:30~18:30
    ・ 醸造所のオープンデーは年に2日のみ(2023年は9月15、16日)
  • 入場料:
    ・ 遺跡と博物館:大人7ユーロ
    ・ オープンデー:無料

文・写真・Saori K. Courtois/提供元・たびこふれ

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