お庭に人工芝を敷いたら、一度はバーベキューをしてみたいと思う方もいるでしょう。今回は、人工芝のお庭でバーベキューをするときの3つの注意点と、火の粉の対策方法や汚れたときのお手入れ方法をご紹介します!注意点を正しく理解して、アウトドアライフを楽しんでください。
目次
庭用の人工芝について
バーベキューをするときの3つの注意点
庭用の人工芝について
人工芝の素材は?何でできている?
![人工芝の庭でバーベキューをする時の3つの注意点。火の粉対策や汚れたときの対処法も](https://cdn.moneytimes.jp/600/338/cUFiFEQUPLuaykldyDoDLyxvaVSwBVFE/6434551a-8229-435c-bdd3-d4d54fb556d9.jpg)
天然芝は定期的に刈るなどのお手入れが必要ですが、人工芝ならお手入れが楽で枯れることもないのでいつでも綺麗な芝生のお庭を楽しめるでしょう。そんな人工芝のほとんどは、ポリエチレンでできています。
ポリエチレンは耐久性に優れており、多少の圧力がかかっても変形しにくいのが特徴です。また、柔らかな質感の芝がクッションの代わりになるので、小さなお子さんがいる家庭では転倒したときのケガの防止としても便利でしょう。
人工芝のお庭でバーベキューはできる?
人工芝はオールシーズン綺麗な緑を楽しむことができますが、バーベキューには向かないと紹介する記事もあります。それは、人工芝に使われているポリエチレンが熱に弱いという特徴を持っているからです。
同じポリエチレン製のペットボトルが熱で変形するように人工芝も熱で変形することがあり、せっかくの芝生が台無しになってしまいます。ですが、注意点を理解し正しい対策をとることで人工芝でもバーベキューを楽しむことができます。
バーベキューをするときの3つの注意点
①人工芝は熱に弱い
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繰り返しになりますが人工芝は熱に弱いので長時間高温に晒されると変形したり、酷いときには溶けてしまうこともあります。バーベキューをするとコンロが高温になるのはもちろん、高温の油が飛び散ることがあるでしょう。
また、コンロからお皿に焼き立ての食材を移すときにうっかり落としてしまうこともあるかもしれません。一度きりならダメージは少ないですが、蓄積されれば綺麗な芝生が台無しになってしまうので注意が必要です。
②コンロの火が引火する場合がある
人工芝は天然芝より燃えやすく、バーベキューをするときは炭や油など可燃性のアイテムを多く使うでしょう。そのため、うっかりバーベキューコンロを倒すと人工芝に引火して芝生が焼けてしまう場合があります。 人工芝は一度焼け焦げてしまうと修復が不可能で、綺麗な状態に戻すには新しい芝生に張り直さなければいけません。また、場合によってはお庭のスペースだけでなく自宅の建物にまで引火しかねないので、細心の注意が必要です。
③油汚れでベタベタになる
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何も対策をしていないバーベキューでは、油汚れが付き物なので注意が必要です。バーベキューをするとき、調理に使う油や肉の脂はどうしても跳ねてしまいます。人工芝に油が着くとその部分が黒ずんだり、他のゴミと混ざって汚くなるでしょう。
また、跳ねた油をそのままにしておくと人工芝がベタベタする原因になります。せっかくの人工芝もベタついていると不快感に繋がるほか、ペットがいればその身体にも移ってしまうので厄介です。