無印良品のレトルトカレーといえば、2022年の人気投票に54種類もの商品が並ぶほど種類が豊富で人気を博している。筆者も大好きで、無性に「食べたい!」という衝動に駆られ、つい購入。王道の「バターチキン」などもあるが、今回は少し趣向を変えて「ダール」と「チキンティッカマサラ」の2種類をチョイスして、ナンとジャスミン米をカレーのおともに実食してみた。

たっぷりの豆と香辛料の組み合わせがほくほくとおいしいダールカレー
豆の種類が豊富なインドで生まれたダールカレー。無印良品のダールには食べ応えのあるひよこ豆とコクのあるトゥールダルが使われている。こちらのポイントは科学調味料、合成着色料、香料不使用であること。豆以外には乾燥炒めたまねぎ、ピーマンとにんにく、バターなどが入っており、素材の味を満喫できる商品となっている。

作り方は湯煎で5~7分と、電子レンジ(500wで約2分)の二つ。今回は湯煎で作ってみた。

やはり一番存在感を発揮しているのはたっぷり入った豆。柔らかく煮込まれた豆はほくほくとして甘い。表記されている辛さは5段階中「2」で、強烈ではないが食べ進めるほどに旨味が増し、くせになるおいしさだ。香辛料は強すぎず、程よい刺激で普段食べ慣れた安心感のあるカレーの味がうれしい。ほっくりとした豆との組み合わせがばっちりとはまっている。

一緒にいただいたのは「温めて食べるパックごはん ジャスミン米」。ジャスミン米とはタイ米の一種で、華やかな香りと細長い形状が特徴だ。こちらは電子レンジで2分温めるだけで完成するので、簡単に異国の味を楽しむことができる。

電子レンジから取り出した瞬間から香る、お米の甘い香りに食欲が湧く。お店でいただくタイ米よりも少し粘り気があり、柔らかいのはレンジ調理だからだろうか。タイ米の中では味が濃く、日本米に近い甘くておいしいうまみを感じられた。ぴりっと辛いカレーにぴったりの米だ。
