BLUETTI EB3Aでスマホの充電やパソコンを起動してみた!

それではBLUETTI EB3Aを実際に使ってみましょう。最初にもっとも身近なスマホやパソコンなどを接続してみます。

BLUETTI EB3AのDC電源をオンにして、ワイヤレス充電に対応するiPhoneをBLUETTI EB3A本体上に置いてみます。きちんと位置を合わせる必要がありますが、6W程度の高速充電ができました。

ポータブル電源BLUETTI「EB3A」の実力を検証してみた – ドライヤーや電気ポットまで使える!
(画像=BLUETTI EB3Aの天板がワイヤレス充電になっている。iPhoneを充電したところ6Wで高速充電された。このiPhoneの充電だけなら残り93%の状態でも24時間以上利用可能と表示された(筆者撮影)、『オトナライフ』より 引用)

次に、USB Type-AにiPhoneを接続してみましょう。こちらは3Wで充電されました。その横にあるUSB Type-CにAndroidスマホのXperiaを接続してみましたが、こちらは12~15Wほどで高速充電されました。

ポータブル電源BLUETTI「EB3A」の実力を検証してみた – ドライヤーや電気ポットまで使える!
(画像=こちらはiPhoneをUSB Type-Aで接続した状態。3Wなので充電速度は遅くなってしまうが、残り90%でも30時間以上は利用可能だ(筆者撮影)、『オトナライフ』より 引用)
ポータブル電源BLUETTI「EB3A」の実力を検証してみた – ドライヤーや電気ポットまで使える!
(画像=XperiaをUSB Type-Cで充電してみたところ、12~15Wで高速充電された。残り90%の状態で15.6時間以上利用可能となっていた(筆者撮影)、『オトナライフ』より 引用)

今回、パソコンはMicrosoft Surfaceを利用して充電してみます。AC出力にコンセントを接続してみたところ、こちらはおおむね90~100W程度を消費していました。パソコンも余裕で使えるのはうれしいですね。

ポータブル電源BLUETTI「EB3A」の実力を検証してみた – ドライヤーや電気ポットまで使える!
(画像=パソコンは、スマホと違ってAC出力にコンセントを接続することになる。もちろん90~100Wで安定して使用できたが、残り94%の状態で2.2時間利用可能と表示されていた(筆者撮影)、『オトナライフ』より 引用)

BLUETTI EB3Aで電力リフト機能でお湯を沸かしたりドライヤーを使ってみた!

スマホやパソコンはもっと安価なポータブル電源でも利用できるので、さっそくBLUETTI EB3Aの真価が発揮できるであろう、家電製品にチャレンジしてみましょう。

まずはソニーの43型液晶テレビから実験します。AC出力にコンセントを繋いでみたところ、こちらは69~70Wで問題なく動作しました。震災時に停電してもテレビが視聴できるのは安心ですね。

ポータブル電源BLUETTI「EB3A」の実力を検証してみた – ドライヤーや電気ポットまで使える!
(画像=43型の大型液晶テレビですが69~70Wしか消費せず、安定して動作した。ただし、残り93%の状態で利用時間は3.3時間ほどだった(筆者撮影)、『オトナライフ』より 引用)

次は800Wの電気ポットです。BLUETTI EB3Aの規定W数(600W)を超えた製品ですので、そのままだと「OVERLOAD」となってすぐに停止してしまいます。

そこで、スマホアプリで「電力リフト機能」をオンにして使用してみました。すると、430~450W程度で安定動作し、通常より時間はかかりましたが無事にお湯を沸かすことができました。

ポータブル電源BLUETTI「EB3A」の実力を検証してみた – ドライヤーや電気ポットまで使える!
(画像=こちらが800Wの電気ポット。最初は「OVERLOAD」となってすぐに停止したが、「電力リフト機能」をオンにすると430~450W程度で動作した(筆者撮影)、『オトナライフ』より 引用)
ポータブル電源BLUETTI「EB3A」の実力を検証してみた – ドライヤーや電気ポットまで使える!
(画像=こちらが「電力リフト機能」をオンにしてお湯を沸かしているときの液晶パネル。通常より時間はかかったがきちんとお湯を沸かすことができた(筆者撮影)、『オトナライフ』より 引用)

今度はターボ時に最大1200Wを消費するパナソニックのドライヤーです。こちらは通常の温風である「SET(セット)」にすると300W前後で安定して使えました。

しかし、1200Wの「TURBO(ターボ)」にすると、数秒後に「OVERLOAD(オーバーロード)」となって停止してしまいました。

そこで「電力リフト機能」をオンにして再チャレンジしましたが、残念ながら「ターボ」では10秒ほどで「OVERLOAD」となってしまいました。やはり瞬間的に大出力になる家電製品は厳しいようです。

ポータブル電源BLUETTI「EB3A」の実力を検証してみた – ドライヤーや電気ポットまで使える!
(画像=通常温風である「セット」では300Wほどしか使わなかったので、「電力リフト機能」オフの状態でも安定して使用できた(筆者撮影)、『オトナライフ』より 引用)
ポータブル電源BLUETTI「EB3A」の実力を検証してみた – ドライヤーや電気ポットまで使える!
(画像=1200Wの「ターボ」では「電力リフト機能」をオンにしても10秒ほどで「OVERLOAD」となって停止してしまった。これは残念!(筆者撮影)、『オトナライフ』より 引用)

ちなみに、筆者はこのあと「電力リフト機能」をオンにして電子レンジにもチャレンジしてみました。

こちらは200Wでの解凍は動きましたが、500Wにすると急に45Wほどに出力が落ちて動作がおかしくなったので、自主的に停止することにしました。

この結果から、BLUETTI EB3Aの「電力リフト機能」をオンにすることで、動作する家電もありますが、正しく動作しないものもあることが分かりました。キャンプなどで使用する前に、自宅でいろいろテストしたほうがいいでしょうね。

とはいえ、3万円以下のコンパクトモデルのBLUETTI EB3Aで、これだけの家電が動作したのは、筆者にとってはかなり驚きでした。

ポータブル電源BLUETTI「EB3A」の実力を検証してみた – ドライヤーや電気ポットまで使える!
(画像=EB3Aはコンパクトモデルながらスマホやパソコンはもちろん、小型家電まで利用できるのが便利だった ※写真に写っている製品がすべて同時に動くわけではありません(筆者撮影)、『オトナライフ』より 引用)