キャンプでは、テントという家とは違う場所で寝るため睡眠不足になりがちです。快眠にこだわるキャンパーの中には掛け布団や敷き布団を持っていく人もいます。今回は布団を使って快適にキャンプを過ごすためのポイントを解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

目次
キャンプでは布団以外にどんなものを使う?
快眠のために寝具を使い分けてみよう
寝具の運搬方法をご紹介!
布団を使ってキャンプを快適に過ごそう!

キャンプでは布団以外にどんなものを使う?

寝袋をはじめとした多くの寝具がある

キャンプでは防寒対策として床に敷く銀マットや簡易ベッドを作るためのコット、寝袋など多くの寝具を使用します。特に重要な寝袋は春夏秋用の3シーズンのものと氷点下にも対応する冬用のものがあるのが特徴です。

さまざまな寝具がありますが、慣れない寝袋よりは使い慣れた自宅の毛布をキャンプで使いたいと考える人も多いでしょう。今回は、寝袋などの代わりに自宅の布団を持ち込むことの利点や運搬方法などを解説していきます。

■寝袋は睡眠不足になりやすい

キャンプでは寝袋がよく使われますが、日常的に使用していない寝具のため、なかなか眠れないという人も多いでしょう。体をくるむ形のマミー型は保温性は抜群ですが、窮屈で寝返りが打ちにくいので慣れないうちは寝るのに難儀します。

また封筒型と呼ばれる布団に近い形の寝袋は掛け布団に比べて薄く作られている物が多いため、冷えで眠れないことがあります。寝袋は耐寒気温が設定されているので、必ず確認しておきましょう。

キャンプでは結露対策が必要

キャンプに布団を持っていくのはあり。アウトドアで快眠を実現するためのTIPS!
(画像=pixabay Photo bycoyot、『暮らし〜の』より 引用)

テントの中は水蒸気がこもることで結露が起きやすいので、換気などの対策が必要になってきます。特に冬はテントの中と外の気温差が大きいため、荷物まで濡れてしまうこともあるほどです。

起きている間はこまめに換気をすれば防げますが、寝る間はどうしても換気が疎かになります。特に冬は寒さから締め切ってしまい結露が起きるため、テントに備え付けられているベンチレーターをうまく活用しましょう。

快眠のために寝具を使い分けてみよう

地面からの冷気をシャットアウト

キャンプに布団を持っていくのはあり。アウトドアで快眠を実現するためのTIPS!
(画像=『暮らし〜の』より 引用)

敷き布団を使う場合でも、テントの床に銀マットを敷いて地面から来る冷えをシャットアウトするのは必須です。夏でも夜の地面は冷たいため、必ず銀マットを敷いておきましょう。

銀マットは隙間があると効果が薄れるため、ファミリー用の大きなサイズのものがない場合は複数のマットを使用します。また、手触りを良くするために銀マットの上にブランケットを敷くのもおすすめです。

敷き布団は床に敷き詰めるのがおすすめ

キャンプに布団を持っていくのはあり。アウトドアで快眠を実現するためのTIPS!
(画像=『暮らし〜の』より 引用)

テントの床に布団を敷く場合は、一面に敷き詰めると防寒に効果があります。ファミリー用の大きなテントでは複数の敷き布団を持ち込むことになり手間がかかりますが、寝心地も良くなるのでおすすめです。

活動している間は畳んで隅に寄せておくと居住スペースとして無駄なく使えます。日中はタープの下で過ごすキャンプなのか、テントの中で過ごすキャンプなのかでスタイルが変わってくるので適宜調整しましょう。

羽毛の掛け布団は保温性が抜群

キャンプに布団を持っていくのはあり。アウトドアで快眠を実現するためのTIPS!
(画像=pixabay Photo bymanbob86、『暮らし〜の』より 引用)

羽毛布団は暖かく寝心地もいいため、テントの中での寝心地を良くするのにぴったりな寝具です。夏でも薄い羽毛布団があると、急な夜の冷え込みに対応できます。

注意しておきたいのは、圧縮袋などに入れてコンパクトにしてもかさ張ることと、結露によって濡れると乾燥が大変なことです。他の荷物との兼ね合いや、結露対策に除湿シートを敷く、ベンチレーターがついているテントを選ぶなど工夫してみてください。