釣れるエギのカラー

釣れるエギのカラーや種類の選択が一番悩ましいところ。できればアオリイカに聞いてみたいところだが、そうはいかない。釣具屋さんに行ってみれば、初心者はあまりの種類の多さに、選択肢がありすぎて選べないほど。手っ取り早くエギングに詳しい店員さんに聞いてみるのが良い。

エギング初心者による【入門者に伝えたい魅力と注意点】 イカの引きは想像より強い?エギ(提供:TSURINEWSライター石田一聖)

基本として海の色が濁っていればオレンジやピンクなど明るいカラー。澄んでいる場合はブルーやグレー系など薄いカラーが有効だそう。オールマイティなのは透けたカラーのエギが有効で、筆者は日中の時間帯では1番多く釣っている。ただこれもその日のイカのやる気?にも左右されるそうなので、やはり経験を積まねば永遠に分からないことだ。

エギのメーカーのホームページなどには、エギのカラーやサイズなどを選ぶ基準など分かりやすく解説しているので、是非参考にしてみて欲しい。

釣れる時間帯は昼?夜?

アオリイカは基本的には夜行性なので、夜明け前の早朝や夕マヅメから夜にかけて、地磯や港などでは浅場に浮いてくるのだそう。従ってそのような時間帯を狙うのが1番確率が高い。しかし日中でも釣れるので、その時の潮の流れや水温、またはエサがいるなどの状況で釣果が変わってくるようだ。

エギの動かし方

テレビやYouTubeなんかでエギングの番組を見てエギのシャクリ方などを見ていると、とても大げさなアクションをしているように見える。海の底に着いたエギをまるで生きているかのように動かして生命を吹き込んでいるかのようだ。

3回~5回ほどビュンビュンと渾身の力でエギをシャクるのだが、竿が折れたり、糸が切れるのではないか?と心配そうに見つめているけど、そこはそれ専用の道具。意外にも難なくやれる。

まずぶん投げて糸を張らずにフリーにした状態でその場にエギを落とす。エギのサイズにもよるが、オールマイティな3.5号サイズになると、1m沈むのに約3秒くらいなので水深が10mほどだと約30秒は待つ。着底するとすぐに3回ほどシャクる。その繰り返しで仕掛けを手前に寄せて来る。

フォールに注意

その時になるべく注意する点はエギがフォールする際、ラインには絶対テンションを掛けないことだそう。これはフォール中にテンションをかけてしまうとエギが不自然に止まってそのエギを見ているアオリイカに見切られるからだ。

底付近を意識

もう一つの注意点は底付近を中心にシャクること。底から3mくらいをエギをキープするようにシャクると良いそうだ。こういったことも経験によるもので積み重なって初めて分かるものなので初心者はひたすら打ち返すのみとのこと。