自然豊かな水辺の空間

(画像=『たびこふれ』より 引用)
森の中には小さな湖が点在しており、それを繋ぐように小川も流れています。それだけでなくベルリンを横断する運河もティアガルテンの中を通り抜けています。それによって森の中に生み出されるのは美しい水辺の空間。そこには多くの水鳥が生息しており、より一層自然を身近に感じることができるでしょう。
場所によってはボートの貸し出しを行っており、また湖に隣接するビアガーデンもあります。そのため様々な形で水辺に広がる豊かな自然を楽しむことができるのです。

(画像=『たびこふれ』より 引用)
広大な森に配置された様々なもの

(画像=『たびこふれ』より 引用)
広大な森で楽しめるのは自然だけではありません。ティアガルテンには様々なオブジェが配置されています。
例えば、歴史のロマンを感じさせる著名な人物の彫像です。それはドイツ帝国の宰相であるビスマルク、そしてクラシック音楽の巨匠であるワーグナーなど。その一方で「6月17日通り」沿いに設置されているのは戦車やカノン砲。これは第二次世界大戦のベルリンの戦いで命を落としたソヴィエト兵を追悼する慰霊碑の一部になっています。
他にもナチスによって迫害された少数民族や同性愛者の慰霊碑もあり、ここティアガルテンではドイツの歴史、そして戦争によって起きた悲劇にも気付かせてくれるでしょう。

(画像=『たびこふれ』より 引用)