目次
サービス別のメールアドレスの作成方法
フリーメールアドレスの注意点

サービス別のメールアドレスの作成方法

フリーのメールアドレスを提供するサービスを紹介するとともに、メールアドレスの作成方法を解説します。ここで紹介するのは、下記の6サービスです。

● Gmail
● Outlook
● Yahoo!
● iCloud
● ProtonMail
● AOL

フリーのメールアドレス取得の際には、ぜひ参考にしてみてください。


Gmail

GmailはGoogle社が提供するフリーメールサービスで、機能が豊富なのが特徴です。GmailアドレスはGoogleアカウント作成と同時に取得できるため、まずはGoogleアカウントを作成しましょう。

Googleアカウント・Gmailアドレスの作成方法は以下の通りです。

  1. Googleアカウント作成ページを開く(ログイン画面の左下「アカウントを作成」をクリック)
  2. 姓名・ユーザー名・パスワードを設定し、入力する
  3. 電話番号・再設定用メールアドレス・生年月日・性別を入力する(電話番号と再設定用メールアドレスの入力は省略可能)
  4. SMSで確認コードを受け取り、入力する
  5. アカウント作成完了
  6. 作成したアカウントでGmailにログインし、メールが使用できることを確認する

    Googleアカウントは1人につき複数を所持できるため、アカウントの数だけメールアドレスが作成できます。

    関連記事:Gmailアカウントの作成からログインまで基本的な使い方を解説


    Outlook

Outlookはマイクロソフト社が提供するフリーメールサービスです。メールで送られてきたOfficeファイルを簡単に見られたり、Outlookの予定表やOnenoteなどをメール画面上から開けられたりします。

Outlookのメールアドレス取得方法は以下の通りです。

  1. Outlookのページにアクセス
  2. 「無料アカウントを作成」をクリック
  3. ドメインを「outlook.jp」「outlook.com」「hotmail.com」の中から選ぶ
  4. 作成したメールアドレスを入力し、「次へ」をクリック
  5. パスワードを入力する
  6. 姓名を入力する
  7. 国/地域、生年月日を選択する
  8. ロボットでないことを証明するために、クイズに回答する
  9. 設定完了のポップアップが表示されたら、「OK」をクリック
  10. 受信トレイが表示され、アカウント・メールアドレスの作成完了


    Yahoo!

Yahoo!メールは、Yahoo!JAPANが提供しています。メール画面が見やすい作りのため、初心者でも使いやすいのが特徴です。Yahoo!フリーメールアドレスを取得するためには、スマートフォンの電話番号の入力が必須で、1つの電話番号は1つのメールアドレスに対応しています。

Yahoo!メールでは、Yahoo!JAPAN IDの取得と同時にメールアドレスの作成が行われることを覚えておきましょう。

  1. Yahoo!メールのアドレス作成ページを開く
  2. 携帯電話番号を入力し、「次へ」をクリック
  3. SMSで受け取った確認コードを入力し、「確認」をクリック
  4. 性別・生年月日・郵便番号・表示名(サービス内で表示される名前)・連絡用メールアドレス・お知らせメールの受信の有無を入力し、「登録する」をクリック
  5. 登録完了画面が表示され、ID登録が完了する
  6. 自動で作成されたメールアドレスの下の「変更はこちら」をクリック
  7. メールアドレス変更画面に移るため、「メールアドレスを変更する」をクリック
  8. ニックネーム(@の前の部分にあたる文字列)を入力し、追加をクリック
  9. 「ご利用中のサービスに戻る」をクリックし、移動したページで自分が作成したメールアドレスを選択し、「選択した内容を確認」をクリック
  10. 確認画面をチェックし、「同意のうえ変更する」をクリックしたら、メールアドレスの作成完了

    これまでYahoo!メールといえば、yahoo.co.jpのみでしたが、2022年3月から新たにymail.ne.jpのドメインも選択可能になりました。すでにIDを所持している人が新しいドメインでメールアドレスを作成したい場合は、新たにIDを作成するか、既存のIDでアドレスを追加するかのどちらかで作成可能です。


    iCloud

Apple社が提供するフリーメールサービスがiCloudです。メール画面はAppleユーザーには馴染み深いことでしょう。広告の表示はありませんが、メールボックスの容量が5GBと少なめなのがネックです。そのため、メールのやりとりを頻繁に行う人には適さない場合があります。

iCloudのメールアドレスをAppleデバイスで作成する方法は以下の通りです。

<iPhone・iPad・iPod touchでアドレスを作成する場合>

  1. 「設定」を開き、「自分の名前」「iCloud」の順にタップ
  2. 「iCloudメール」をタップし、好きなメールアドレスを入力
  3. 「メールアドレスの確認」が表示され、完了をタップしたら作成完了

    <Macでアドレスを作成する場合>
    【macOS Venture】
  4. Appleメニューを開き、「システム設定」をクリック
  5. サイドバー上部に位置する自分の名前(Apple ID)をクリックし、「iCloud」を選択
  6. 「iCloudメール」をオンにし、画面の指示に沿ってメールアドレスを作成
  7. メールアドレス入力後、「OK」をクリック
  8. 確認メッセージの表示を確認し、「作成」をクリックしたら、作成完了

    【macOS 12以前】
  9. Appleメニューを開き、「システム環境設定」をクリック
  10. 「Apple ID」をクリックし、「iCloud」を選択
  11. 「iCloudメール」(もしくは「メール」)を選択し、画面の指示に沿ってメールアドレスを作成
  12. メールアドレス入力後、「OK」をクリック
  13. 確認メッセージの表示を確認し、「作成」をクリックしたら、作成完了

    iCloudのメールアドレスは、Apple製品以外でもApple IDを作成すれば取得可能です。そこで、WindowsでのApple ID作成方法と、iCloudメールアドレスの取得方法を紹介します。

    <Windowsでアドレスを作成する場合>
  14. 最新バージョンのiTunes for Windowsを開く
  15. 「アカウント」→「サインイン」の順に選択し、「Apple IDを新規作成」をクリック
  16. 画面案内に沿って、メールアドレス・パスワード・デバイス地域の設定を行う(メールアドレスがApple IDになる)
  17. クレジットカード情報と請求先情報を入力し、「続ける」をクリック(クレジットカード情報と請求先情報は省略可能)
  18. Appleからの確認メールを確認し、作成完了

    WindowsのメールアプリでiCloudを選択し、作成したメールアドレスとパスワードを入力すれば、アカウントが追加できます。


    ProtonMail

ProtonMailはスイス発祥のフリーメールサービスで、セキュリティの高さがほかのサービスよりも優れています。スイス企業によるサービスですが、メール画面は日本語に変換されているため安心です。

PrptonMailのメールアドレス作成は以下の手順で行いましょう。

  1. Protonのサイトを開き、「無料アカウントを作成」をクリック
  2. 「プロトンを無料で入手」をクリック
  3. ユーザー名とパスワードを入力(ドメインは「proton.me」「protonmail.com」から選択可能)
  4. 「アカウント作成」をクリック
  5. ヒューマン認証(コンピューターでないことの確認)を行う
  6. メール受信側に表示される名前を決める(後から変更可能)
  7. リカバリー用の携帯電話番号とメールアドレスを入力(後で行うことも可能)し、作成完了


    AOL

AOLはアメリカの企業Oath inc.が提供しています。画面が見やすい点やメールボックスの容量が無制限な点がAOLの魅力です。

ログイン後に必ずニュースが表示されたり、広告メールが受信箱の一番上に位置していたりする点は、少々わずらわしさを感じるかもしれません。

AOLのメールアドレス作成方法は以下の通りです。

  1. AOLのサイトを開き、「アカウントを作成」をクリック
  2. 姓名・作成したいメールアドレス・パスワード・携帯電話番号・生年月日・性別を入力し、「続ける」をクリック
  3. ロボットでないことの証明を行い、作成完了

    以前まで提供されていたaol.jpのサービスは終了しているため、aol.comのドメインでアドレスを取得することになります。

フリーメールアドレスの注意点

フリーメールアドレスを使用する場合には、適切なサービスを慎重に選ぶことが大切です。

前述の通り、フリーメールを提供するサービスにはあらゆる種類があります。そのため、セキュリティ対策が甘いものや機能性が良くないものがあるのも事実です。数ある中から、高品質のサービスを提供している、かつ実績があるものを選ぶようにしましょう。

また、フリーのメールアドレスはビジネスの場では使用を控えるべきです。

業務上の連絡を行ううえで、フリーメールサービスを使用することは相手にマイナスの印象を与え兼ねません。ビジネス相手からの信頼や信用を得るためにも、フリーメールアドレスは使用しない方が無難でしょう。