釈迦院駅(しゃかいんえき)から大窪橋

「車一切通るべからず」って書いてあったから、私は全力で走って時代を超えてあなたに逢いに来た~下益城郡美里町 馬門橋~
(画像=『肥後ジャーナル』より 引用)

ばいーん。謎のバンの後ろに着いていくことに。北区から来た方々はおじさんの車に乗っておられます。

「車一切通るべからず」って書いてあったから、私は全力で走って時代を超えてあなたに逢いに来た~下益城郡美里町 馬門橋~
(画像=『肥後ジャーナル』より 引用)

はい、ここ!駅の跡ね。俺は許可取ってるけん、写真撮ってよかよ。

うわ~これすごいね、エモい~

釈迦院駅(しゃかいんえき)は、かつて熊本県下益城郡砥用町(現・美里町)にあった熊延鉄道の駅(廃駅)である。

Wikipediaより

「車一切通るべからず」って書いてあったから、私は全力で走って時代を超えてあなたに逢いに来た~下益城郡美里町 馬門橋~
(画像=『肥後ジャーナル』より 引用)

当時の駅名標も存在しており、駅舎跡に建っている民家の軒先に掲げている。

Wikipediaより

んなら次!ついてきて!

(ゆっくり写真撮る暇もない…)

「車一切通るべからず」って書いてあったから、私は全力で走って時代を超えてあなたに逢いに来た~下益城郡美里町 馬門橋~
(画像=『肥後ジャーナル』より 引用)

ここ~

「車一切通るべからず」って書いてあったから、私は全力で走って時代を超えてあなたに逢いに来た~下益城郡美里町 馬門橋~
(画像=『肥後ジャーナル』より 引用)

ここがね、もう~桜の時期はすごかとよ。県外からもカメラマンの来るけん、桜の時期は、俺3日くらい車ば誘導したとだけん!周りの農家さんが迷惑すっけんね。誘導ばしたと、誘導。

「車一切通るべからず」って書いてあったから、私は全力で走って時代を超えてあなたに逢いに来た~下益城郡美里町 馬門橋~
(画像=『肥後ジャーナル』より 引用)

突然のミニツアーの参加者。おじさんから橋の説明を受けている様子です。この大窪橋は洪水の時に橋が壊れないように橋の外側に水が流れるような構造で作られているそうです。どんな感じ?昔の人の知恵も労力もすごい。

「車一切通るべからず」って書いてあったから、私は全力で走って時代を超えてあなたに逢いに来た~下益城郡美里町 馬門橋~
(画像=『肥後ジャーナル』より 引用)

確かにここに桜が満開なら、それはそれは綺麗でしょうね。昔昔、川の南にあった大窪集落の為に架けられたものだそうです。アーチがとにかく美しい。嘉永2年(1849年架橋)

「車一切通るべからず」って書いてあったから、私は全力で走って時代を超えてあなたに逢いに来た~下益城郡美里町 馬門橋~
(画像=『肥後ジャーナル』より 引用)

(この電子レンジの中に美里町石橋マップが入っていました)

最初の馬門橋では「車一切通るべからず」とあり、こちらの大窪橋は「車通遍から須」(くるまとおるべからず)という石柱があります。どちらも写真を取り損ねましたが、人々の生活を支え、どれだけ大切な物だったかがわかります。

あの~…おじさんとはお知り合いではないんですよね?

違います。六角トンネルで出会って、車で案内してもらってます。でも私、熊本の人間じゃないんで、ほとんど言葉が聞き取れなくて..。とりあえず、はい、って言ってます。あの、それと私たち熊本の事が良く分からないので、グルメとか、肥後ジャーナルよく見てます!

わー!ありがとうございます!あと、確かに、おじちゃんの熊本弁は難易度高めですね。私はおばあちゃん子だったので、英検で言ったら1級並みの熊本弁なんでわかりますけど。

んなら次はダムカード貰いに行くよ!

(ダ、ダムカード!?)

だいーだい、あたたちは、なんしこぎゃんふとか車で来たと?ダムの上のパワースポットには無理ばい!無理無理この車じゃ。俺はこの人達ば、そけ連れて行くけん。

「車一切通るべからず」って書いてあったから、私は全力で走って時代を超えてあなたに逢いに来た~下益城郡美里町 馬門橋~
(画像=『肥後ジャーナル』より 引用)

なんやかんやあってダム。船津ダムと緑川ダムに行きました。

相変わらずの展開で写真も一枚しか撮れず。(美しい緑川ダム)

あそこば、ダムの上ば、人のしゃ~っと行きよらすよ、たまに。

んん?なんて?

びゃ~と行くとの遊びのあっでしょが!

あ~これか!

大人が全力で遊べる場所【フォレストアドベンチャー ・美里】で人生に大事なことを教わった。 | 肥後ジャーナル – 熊本の今をお届けするメディアサイト

ねえ、なんなん?このダムの上のパワースポットって。怖い~!

ばかたれ!怖いてあるか、そぎゃ~ん簡単にパワースポットに行けるならパワースポットじゃなかでしょうが。

ぐう正論

ん~たしかに。てか、この方たちとは六角トンネルで出会ったんだよね?だけん、この方たちの車はそこに置いてあるんだよね?

そうたい

ならパワースポットに行ったら、そこにちゃんと送ってあげるとよね?

当たり前たい!ばかたれ、置きっぱなしで帰るわけなかでしょが!んなら俺たちパワースポットに行くけん、あたたちは帰って!はーなんか夫婦漫才しよるごたった、ほんなこて。

いってらっしゃい~!気を付けてね?暗くならないうちに帰ってよ。

今度はこぎゃんふとか車でこんで。行かれん所のたくさんある。んなら~今度は矢部の警察署に集合な!おるが乗せて行くけんな!んならね!

そうやっておじさんは颯爽と去っていきました。

ねえおじさん、名前も聞いてないのに、そんなお別れ、私は嫌い。ちょっと胸がギュッとなるから。

まとめ

おじさんは旧泉村の人で、皆さんに観光に来て欲しいという気持ちで案内をしているそう。全てが慌ただしすぎて、おじさんの名前も聞いていませんでした。ただ、私がおじさんの後をついて行って思った事は、美里町にはツアーが出来るほど沢山の良いところがあるという事。石橋も綺麗な水も、アクティビティな所だってある、すごい所。

「車一切通るべからず」って書いてあったから、私は全力で走って時代を超えてあなたに逢いに来た~下益城郡美里町 馬門橋~
(画像=『肥後ジャーナル』より 引用)

手元には、あの時は別に欲しいと思ってなくて事務所からもらったダムカードが二枚。大切に保管してあります。

おじさん、美里町またね。

提供元・肥後ジャーナル

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