東京カンテイによると、2022年の都心6区の中古マンションの平均価格は9800万円となったそうです。そして、その上昇幅はますます加速しているとのことです。
【全国的に中古マンション価格の上昇加速、神奈川・埼玉・千葉では10%以上の大幅プラス】
2022年の年間平均中古マンション70㎡換算価格をです。HP公開中のデータを一部解説しています。
東京23区など各主要都市のより詳細なデータはHPのPDF資料をご確認ください。UN0Y pic.twitter.com/I0Dl66OeDP
— 東京カンテイ 市場調査部 (@tokyo_kantei) January 24, 2023
共働き世帯の「パワーカップル」が、値段にかかわらず購入しているそうです。
都心中古マンション1億円迫る 購入コスト29年ぶり高水準UPHWjqEnMX
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) January 24, 2023
ちなみに「パワーカップル」とは、三菱総研による定義によると「夫の収入が600万円以上、妻の収入が400万円以上で、世帯年収が1,000万円以上の夫婦」だそうですが、世帯年収1000万円で1億円の物件は無謀ではないでしょうか。定義の再検討の必要性がありそうです。
上野千鶴子氏の情熱大陸で一番印象に残ったのはすごいタワマンの景色と素敵な別荘でした。万国の労働者は等しく貧しくなりなさい。 pic.twitter.com/Nv3OI6YXbu
— ぷろっぷ (@PropTrader88) January 18, 2021

7maru/iStock
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それにしても、まだまだ下落トレンドに転じる兆候はないそうです。
【深堀りデータ】東京23区における中古マンションの価格改定シェアと値下げ率を築年帯別&価格帯別でクロス分析してみました。直近にかけて価格調整局面入りに向けた動きが強まってきていますが、ミニバブル期のピークアウト時に比べれば本格的な下落トレンドに転じるほどの弱さはまだ見られません。 pic.twitter.com/FdZukLddGl
— 東京カンテイ 市場調査部 (@tokyo_kantei) January 24, 2023
価格高騰は遠く横浜の田舎まで波及しているようです。
値上がりエグい😂マンション価格の高騰よりも上振れしてるはずだから、相鉄東急直通線の影響だよね…?!
> 二俣川・西谷両駅の徒歩10分以内の中古マンション平均価格は、2019年12月時点では2,220万円だった。これが2022年12月には4,637万円となり、約2.1倍に伸びている。F3y43
— ヨコハマニア (@mania_hazakoku) January 27, 2023
ただし、この現象は首都圏の一部だけだという見方も。関西の都市部ですら首都圏と比べたら7割から半値だそうです。
関西に来てから約1年、中古マンションのポスティングに苦悩している。毎日投函される広告に記載された金額は、体感で首都圏の7割から半値。東京で手の届かないブランドマンションが、十分な立地で手に入るのだ。関西には数年の転勤で来ているだけ。家を買う理由はない。でも・・この価格・・。 pic.twitter.com/zgAC8X3Q8A
— pom@department_store (@pomdepartments1) January 29, 2023
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