本格的に寒波が到来して魚の活性が低くなる12月。今回は、連日ヘラブナ釣り師で賑わう千葉県北西部「手賀沼」にて、コイ釣りにチャレンジしました。その釣行の模様をご報告します。
●千葉県のリアルタイム天気&風波情報
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター藤田浩平)
手賀沼ってどんな釣りフィールド?
「手賀沼」は千葉県北西部に位置する利根川水系の湖沼です。かつては水質が悪いことで有名でしたが、最近は水質が改善しており、さまざまな淡水魚が生息しています。ヘラブナ釣りのメッカとしても有名で、連日多くのへら師で賑わいます。実は鯉の魚影も濃く、ぶっ込み釣りなどで大型個体も狙うことも可能です。
![真冬の手賀沼水系でのコイ(鯉)釣りで79cm本命浮上【千葉】 パンエサにヒット](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2023/01/b9142a57c675267eec8b22e7e0539fe1.jpg)
遊漁券が必要
手賀沼で釣りをする場合には、遊漁券の購入が必要です。手賀沼フィッシングセンターや手賀沼漁業組合で購入する以外にも、2022年から「釣りチケ」でオンライン購入できるようになりました。釣行の際には、必ず携行して釣りを楽しみましょう。
![真冬の手賀沼水系でのコイ(鯉)釣りで79cm本命浮上【千葉】 パンエサにヒット](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2023/01/ab9fa6c311f8f231904fd4b125cb5c8e.jpg)
使用タックル・機材
鯉は魚体が大きくて引きが強いため、張りがあって強めのロッドパワーを有する竿が必要です。今回は電車を使って現地まで移動したので、持ち運びに便利なパックロッドを選びました。
・ロッド:ズームサファリ705ML
・リール:フリームス2500-XH
・ライン:ダイソー PEライン0.8号(15lb)
・リーダー: CN500 3号
・フック:エリアモンスター#6
・エサ:セブンブレッド3枚入り
![真冬の手賀沼水系でのコイ(鯉)釣りで79cm本命浮上【千葉】 パンエサにヒット](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2023/01/ee8e77d8f7cf7a0334248a6c564054cf-3.jpg)
釣行当日のコンディション
釣行当日の手賀沼は水質がクリアで、魚影があれば水面から見える状態。風は強いものの、日中は晴れていて暖かい気候だったので、魚の活性に期待が持てました。
大堀川はスルー
時刻は11時ごろ、手賀沼の流入河川である「大堀川」から釣りを開始。岸から水底が見えるシャローエリアで、目視で魚影を探していきます。今回の釣法は「パン鯉」スタイル。コイを見つけたら食パンをまいて反応をうかがいました。水面に浮かぶパンを吸い込む個体が居れば竿を出す予定でしたが、反応する個体は皆無。大堀川での釣りは見送ることにしました。
![真冬の手賀沼水系でのコイ(鯉)釣りで79cm本命浮上【千葉】 パンエサにヒット](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2023/01/f8a5c71510b09b098ad8f2d7c49a5a92.jpg)
手賀沼浄化中継機場に移動
13時ごろ、大堀川からしばらく歩いて、水が絶えず流れるエリア「手賀沼浄化中継機場」まで移動しました。この付近は流れが速く、活性が低い冬の時期は魚が居着きにくいポイント。しかしよく見てみると、流れが弱いスポットがあり、そこに魚が潜んでいる可能性を感じたため、食パンをまきエサしてみました。
![真冬の手賀沼水系でのコイ(鯉)釣りで79cm本命浮上【千葉】 パンエサにヒット](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2023/01/2942c2d1bef83aab0cff910a0bd74d65.jpg)