ネクタイの種類の一つであるナロータイは、細めのデザインが特徴のシャープでカジュアルな印象のネクタイです。ナロータイはビジネスシーンには不向きと言われていますが、上手に使えばおしゃれな着こなしができます。そこで今回は、ナロータイの特徴から選び方、結び方、着こなし方まで解説していきます。

目次
ナロータイとは
細いナロータイの魅力が活かせるシーン

ナロータイとは

ナロータイはビジネスシーンには不向き?特徴・選び方・結び方を徹底解説!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

まずはじめに、ナロータイとはどのようなネクタイなのか確認していきましょう。ナロータイは大剣の幅が4~6cmのネクタイのことで、スリムタイとも呼ばれます。通常のレギュラータイより幅が狭いためシャープな印象になり、スリムスーツやスリムシャツと合わせるのが定番です。

ネクタイの幅の種類

ネクタイの幅には「レギュラータイ」「ナロータイ」「ワイドタイ」の大きく3種類があります。一般的によく使われるレギュラータイは幅が7~9cmで、先端が三角形に尖っているのが特徴です。

ナロータイは幅が4~6cmと細く、カジュアルな印象になります。ワイドタイは幅が10cm以上あり、形はレギュラータイと同じですがクラシックで上品な雰囲気です。

細いナロータイの魅力が活かせるシーン

ナロータイはビジネスシーンには不向き?特徴・選び方・結び方を徹底解説!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

ナロータイは通常よりも細くおしゃれな雰囲気ですが、カジュアルな印象になるため着用するシーンには注意が必要です。ナロータイの魅力を活かすためには、ビジネスやフォーマルよりもファッションを重視したいシーンが良いでしょう。

ナロータイはビジネスシーンにはNG

ビジネスシーンでは、スーツの下襟の幅と同じ幅のネクタイを選ぶのが基本とされています。そのため、下襟よりも細いナロータイはビジネスシーンではNGとされており、ナロータイの着用を認めていない企業もあります。

またナロータイはシャープでおしゃれな雰囲気がありますがカジュアルな印象が強く、スリムスーツやモードな雰囲気のスーツ以外と合わせにくいのが特徴です。

スリムスーツやモードなスーツは「軽そう」「チャラチャラして層」という印象を与えることがあるので、特に就職活動や他社の方と関わるシーンでは、レギュラータイを着用するのが無難でしょう。