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必ず行きたい橋の街ベスト
まとめ
必ず行きたい橋の街ベスト
シディムシド橋 (Sidi M'Cid)

コンスタンティーヌの数ある橋の中でもアイコン的存在の橋で、1912年にフランス人建築士によってつくられました。当時は世界一高いところにつくられた橋とされ、今でもその迫力ある姿は訪れる人々を釘付けにしています。
目の前に広がる険しく切り立った崖、しもべのように空を飛び回るカラス、このおとぎ話の舞台にでもなりそうな景色の先には鮮やかな緑の山々。絶壁にかけられたこの橋からの眺めは、遠く離れた日本からはるばる訪れる価値があるはずです。
エミールアベデルカデールモスク(Emir Abdel Kader mosque)

アルジェリアにあるモスクの中で一番の美しさを誇ると言っても過言ではないモスクで、つい最近までアルジェリア最大のモスクとしても知られていました。(現在は首都アルジェに一番大きなモスクが建築されました。)
ブルーがアクセントになった気品あるモスク、このモスクを正面の広場から撮るのも良いですし、入口がある回廊も魅力的なベストショットが撮れるオススメの場所です。

そしてなんといっても欠かせないのが内装です。
こちらのモスクには、観光用に女性の皆さんに貸し出しているアバヤ(長めのローブ)がありますので、どんな服装で訪れてもこれを借りれば中に入ることができます。

中には鮮やかなイスラム様式の装飾が施されており、自由に見学することができます。背筋が伸びるようなこの神秘的な空間をぜひ体感してみてください。
アーメドベイ宮殿 (Ahmed Bey Palace)

アルジェリアの数ある宮殿の中でも、有名なものがコンスタンティーヌにあります。
美しい庭園とアラビアンナイトのような幻想的な雰囲気をもつ唯一無二の宮殿。実はここに悲しい歴史が隠されているのです。
アーメドベイによって1835年に完成させられましたが、その2年後にはフランスの占領下となりフランス軍本部が設置されました。アーメドベイが過ごした夢のような時間はわずか2年でした。
メラスリマン歩道橋/ペレゴ歩道橋 (Mellah Slimane)

コンスタンティーヌといえば橋ですが、こちらは歩道橋として使用されていています。シディムシド橋と比べると規模は小さく、人が歩くたび少し揺れるのが特徴的です。下には川が流れ、景色も存分に楽しめるちょっと怖い歩道橋として人気です。
旧市街(Medina)

長い歴史を経ても変わらない街並みを散策しにいきましょう!なによりコンスタンティーヌの人々の生活を感じることができる絶好の場所。狭く入り組んだところにある様々なローカルのお店、笑顔が眩しい人々、そして飛び交う挨拶。
アルジェリア人の元気は、人と人との交流から生まれるのです。
まとめ

コンスタンティーヌにはまだまだ想像を超えた自然豊かな絶景がたくさんあります。
そして今回ご紹介した以外の橋も個性豊かな名所として知られていますので、ぜひ皆さんも一度訪れてみてはいかがでしょうか。
きっと、"あの人にこの景色を見せてあげたい!"と思うことでしょう。
文・写真・川面 朝美/提供元・たびこふれ
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