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三つボタンスーツのマナー
時代遅れに見せない三つボタンスーツの着こなし

三つボタンスーツのマナー

三つボタンスーツは時代遅れ⁈古臭くならない着こなしポイントを解説!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

スーツの着方や着用シーンなどは三つボタンスーツに限らずマナーがあります。マナーを理解して着こなすことは、スマートな大人の常識です。しっかりと理解しておきましょう。

三つボタンの留め方

三つボタンスーツは時代遅れ⁈古臭くならない着こなしポイントを解説!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

先ほど説明したスーツの種類によっても異なります。2掛けスーツの場合、一番下は留めずに上の2つだけを留めて着用します。全部のボタンを留めたり上だけを留めたりするのはやめましょう。

段返りスーツの場合、一番上のボタンは留める目的ではなく装飾としてついているため留めないのが常識です。そして真ん中だけを留めます。3つボタンがついているからといって全部留めるのではなくそれぞれに留め方があるのを理解しましょう。

ボタンの留め方やデザインによって着たときの印象が変わるため、スーツにこだわりを持つ方はボタンのデザインも意識して楽しんでいます。

三つボタンスーツの着用シーン

三つボタンスーツは時代遅れ⁈古臭くならない着こなしポイントを解説!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

きちんと感の出るスーツのため、どのようなシーンで着用してもマナー違反になることはありません。ただ現代では二つボタンスーツが主流となっており、スーツにあまり関心のない方の中には三つボタンスーツを知らない方もいるでしょう。

そのため浮いてしまう場合もあります。重要なシーンや周囲の反応が気になるときは無難な二つボタンスーツを着用するのが良いかもしれません。特に周囲を気にすることのない場面では三つボタンスーツを楽しみましょう。

時代遅れに見せない三つボタンスーツの着こなし

三つボタンスーツは時代遅れ⁈古臭くならない着こなしポイントを解説!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

では古臭い、時代遅れと言われないようにするための着こなし方をご紹介します。着こなし方次第でいくらでも現代風になり、周囲と差のつく大人っぽさを演出できます。

三つボタンスーツの着こなし①シルエット

三つボタンスーツは時代遅れ⁈古臭くならない着こなしポイントを解説!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

なによりも古臭いと言われてしまう原因がシルエットです。三つボタンスーツの特徴でもあるウエスト部分の緩みがダボっとして野暮ったい印象を与えてしまいます。現代風に着こなすためにはタイトに見えるシルエットデザインのものを選びましょう。

例えばオーダーで作る場合はゴージラインと呼ばれる上襟と下襟の縫い目を高めにしてみたり、ラペルを狭くデザインしたりするとスッキリしたVラインとなるため良いでしょう。

また、ベントと呼ばれるジャケットの切れ込みをサイドに入れることでウエストラインのシルエットが美しく強調されます。オーダーで作る以外でも購入時にこのようなデザインを重要視して選ぶと今風のシルエットで周囲にも馴染めるはずです。

三つボタンスーツの着こなし②サイズ感

三つボタンスーツは時代遅れ⁈古臭くならない着こなしポイントを解説!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

どのようなスーツにも言えることですがサイズ感はとても重要です。大きかったり小さかったりするとだらしのない印象になります。自分に合ったサイズ感を選ぶのは重要ですが、部位ごとに見て自分の体型に合うかというのも意識してみましょう。

例えばジャケットの丈が長かったり袖が短かったり、肩回りが緩かったり、パンツの丈が合っていなかったりという細かい部分までチェックしてみてください。

サイズ感や体型に合っていないと、どうしてもだらしのない印象を与えてしまいます。自分の体に合っていると、それだけで格好良く着こなせますし、着たときの雰囲気も変わってきます。

三つボタンスーツの着こなし③シャツやネクタイ

三つボタンスーツは時代遅れ⁈古臭くならない着こなしポイントを解説!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

今は縦のラインを強調するタイトなスーツスタイルが人気です。三つボタンスーツはワイドカラーという襟の開き幅が広いシャツを着用するのが一般的ですが、現代においては古臭い着こなしになってしまいます。そのため縦のラインを意識してシャツやネクタイを選ぶのが良いです。

シャツは襟の開き幅が狭いものを、ネクタイは細いデザインを選びましょう。これだけでも大分印象は変わってきます。上半身がぼてっとしてしまうと時代遅れな印象を与えてしまうので注意しましょう。

三つボタンスーツの着こなし④ズボン丈

三つボタンスーツは時代遅れ⁈古臭くならない着こなしポイントを解説!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

パンツは靴に裾が当たらない短めのノークッションスラックスを着用しましょう。昔はノークッションスラックスはビジネスシーンに向いていない、スーツには合わないとされていました。

しかし今ではタイトなスーツスタイルが人気を呼んでいたり、オフィスカジュアルが認められてきたりとスーツスタイルもおしゃれを楽しむ時代です。ノークッションスラックスの魅力はおしゃれ上級者感が出ることや若々しい印象を与えることです。

これを三つボタンスーツに取り入れることで、全体的にシュッとしたシルエットになり、トラディショナルな雰囲気にスマートさがプラスされます。現代風と古風が融合したような魅力的な着こなしが完成します。大人な印象は残しつつおしゃれさもあるおすすめのコーディネートです。