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2. ハイキングで大自然を楽しむなら、サント・アンタオ島
まとめ

2. ハイキングで大自然を楽しむなら、サント・アンタオ島

サル島からサント・アンタオ島に向かうには、サオ・ビセンテ島までナショナルフラッグのTACVで飛び、そこからフェリーに乗る手段が一般的です。サオ・ビセンテ島からのフェリーはオンラインでの購入が困難なため、到着後に港まで行き、購入する必要があります。購入にはパスポートが必要なので、お忘れなく!

翌日朝のフェリーを予約したら、大西洋に沈む夕焼けを満喫。サオ・ビセンテ島は毎年1〜2月にかけて行われるミンデロ・カーニバルも有名だそう。

アフリカの最西端、ポルトガルを彷彿とさせる緑の岬カーボベルデ
(画像=『たびこふれ』より引用)

サント・アンタオ島は火山から成り、山がちな絶壁が並びます。島内最大の山、Tope de Coroaは1,979m。本格的な山登りから、気軽なハイキングまで、希望に応じたプランを作ることが可能です。

アフリカの最西端、ポルトガルを彷彿とさせる緑の岬カーボベルデ
(画像=『たびこふれ』より引用)

筆者は5日間サント・アンタオ島に滞在し、うち4日間をLima toursのガイド・エドソンとハイキング&トレッキングをして過ごしました。おすすめのルートはFormiguinhasという小さい村を通る5〜6時間のハイク。この村はナショナルジオグラフィックの選ぶ、最も美しい眺めを持つ村トップ10に選ばれています。

アフリカの最西端、ポルトガルを彷彿とさせる緑の岬カーボベルデ
(画像=『たびこふれ』より引用)

Lima Tours

サント・アンタオ島にも、ポルトガルを彷彿とさせるカラフルな家が並びます。自然の緑とのコントラストがとても象徴的!

アフリカの最西端、ポルトガルを彷彿とさせる緑の岬カーボベルデ
(画像=『たびこふれ』より引用)

ラム酒の産地としても有名で、醸造場を見学・テイスティングすることも可能です。そのほか、コーヒーやワイン、ゴートチーズなどの名産品も揃います。

アフリカの最西端、ポルトガルを彷彿とさせる緑の岬カーボベルデ
(画像=『たびこふれ』より引用)

カーボベルデでは、カチュパ(ソーセージやトウモロコシ、豆を煮たもの)や干し鱈など、ポルトガルやブラジルの家庭料理に似た伝統料理が食べられます。

しかし、筆者のおすすめは、新鮮な魚介類!特に、日本や欧米諸国で珍味として高値で取引される「亀の手(フジツボの仲間)」がとても安価に食べられます。筆者はクラシックなクレオール料理とフレンチを融合した料理を提供してくれるGato Pretoを訪れ、亀の手に舌鼓を打ちました。その他、港で取れたマグロや鱈など新鮮な魚介類をぜひ堪能してみて!

アフリカの最西端、ポルトガルを彷彿とさせる緑の岬カーボベルデ
(画像=<見た目は少し抵抗があるけれど、とても美味な亀の手>、『たびこふれ』より引用)
アフリカの最西端、ポルトガルを彷彿とさせる緑の岬カーボベルデ
(画像=<ゴートチーズのフライ>、『たびこふれ』より引用)

Gato Preto

  • 住所: Rua Maria Violante、11202 Ponta Do Sol, Santo Antao, Cabo Verde
  • 営業時間:18:00-21:00(日曜日は12:00-14:00のみ)
  • 定休日: 土曜

まとめ

今回は、アフリカ最西端の国、カーボベルデの自然を紹介しました。ポルトガルの文化を色濃く残しつつも、独自のクレオール文化を育んだ、自然あふれる観光大国です。治安も良く、インフラが整い、比較的英語が通じるため、アフリカを訪れたことのない方々にもおすすめの観光地です。毎年カーニバルなどのフェスティバルも多く開催されるので、それに合わせて渡航するのも良いでしょう。それぞれの島が独自の文化・自然を持つため、アクティビティごとに自分のツアープランを組んでも良し、長期で滞在しても良し。欲張りができる旅行になること間違いなし!

文・写真・Saori K. Courtois/提供元・たびこふれ

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