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トライバル民族のスピリチュアルワールド
インドのトライバル博物館の見どころ

トライバル民族のスピリチュアルワールド

インドのトライバル博物館に行ったらエンタメだった
(画像=『たびこふれ』より引用)

トライバルスピリチュアルとは、部族が信仰している神様を祭った行事やそれを模したものを指しています。日本でいうお地蔵様の存在とか、昔話にでてくるような世界です。

私はアーユルヴェーダを勉強していることもあり、スピリチュアルと看板をみてなんとなくワクワクしてしまいました。

自然と調和して生活している部族の生活や文化を、インド人同士で理解する作られた博物館です。

インド人の主人も、まったく知らない事ばかり。たくさんのインド人家族が訪れていて、楽しそうに勉強している光景があちこちで見られました。

日本なら、例えば各地の郷土資料館などでは、昔の時代の人々の生活を勉強することはあっても、現代の日本人を勉強することはありません。しかし、インドの場合は現在実在する民族の勉強なのです。

同じインド人、といっても文化が全く違うのでそれを学問として学ぶ必要があるのですね。

日本人にとっては想像を絶する多民族国家のあり方です。

インドのトライバル博物館に行ったらエンタメだった
(画像=『たびこふれ』より引用)

これも、まるでアニメのワンピースの世界です。インドの神様と称される石や人形はどことなく愛嬌があります。これらは現代のトライバルスピリチュアルゴッド(民族の神)のような存在としてつくられているのだとか。

インドのトライバル博物館に行ったらエンタメだった
(画像=『たびこふれ』より引用)

たくさんの土でできたランプを山ほど積み上げて作ったオブジェ

スピリチュアルのコーナーは哲学的なデザインやオブジェが多く、まるでアート美術館にきたかと思ってしまうくらいです。

インドのトライバル博物館に行ったらエンタメだった
(画像=『たびこふれ』より引用)

軽食コーナーも充実しています。写真はチャイの屋台。ここでは他にインドのスナックが食べられますが、オープンカフェのようになっているので、食べ物を持参しても十分に楽しめる所です。

インドのトライバル博物館の見どころ

現在の少数トライバル人口は、主要のものを除いても約100万人を超えると言われています。これは千葉県の人口より多い事になります。彼らの存在を知ってもらうために作られたトライバル博物館。インド政府が中心になって多民族国家をどうまとめていくか、インドの真ん中にあるボパールで実感させられました。

文・写真・田澤ともき/提供元・たびこふれ

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