「今以上にもっと豊かな生活をしたい」「老後、年金だけで生活できるか不安」こうした思いから、副収入を得たいと考えている人もいるでしょう。

2018年1月には、厚生労働省から「副業・兼業の促進に関するガイドライン」が策定されるなど、政府が副業を推進していることもあり、副業を認める企業が増加しています。

そこでこの記事では、副業や副収入を得るための活動をしたいけれど何から始めたらいいのかわからない人向けに、副業・副収入を得る方法やその注意点について解説していきます。

目次
副収入とは
副収入を得る方法5選

副収入とは

副収入を得る方法5選!本業がある場合の注意点も解説
(画像=『レイビー』より引用)

副収入とは

業務として行っている、いないに関わらず、本業以外の収入は全て副収入に当たります。

つまり、不動産投資の家賃収入や株式の配当金など働かなくても受け取れる不労所得も副収入に含まれます。

副業とは

副業とは、本業以外の仕事で収入を得ることで、サイドビジネスとも呼ばれています。副業で得た収入も副収入に当たります。

なお、副業について法律上の明確な定義やルールはありません。

副収入を得る方法5選

ご自身の持っている時間やスキルなどのリソース(資源)を活用すれば、本業以外に副収入を得る方法はたくさんあります。

副収入を得る方法の中でも人気の高いものをリソース別に見ていきましょう。

1.時間・体力を活用

ご自身の持っている隙間時間や体力を活用して副収入を得る方法です。

アンケートモニター企業から依頼されたアンケートやレビューなどに回答して、現金やポイントを得る。
フードデリバリー料理を自宅など特定の場所まで配達し、配達した対価として報酬を得る。
せどり仕入れした商品を、仕入価格より高く販売することで利益を得る方法。転売とも言われる。

比較的簡単にスタートできるものが多いため、短期的かつ副収入を得たい人は、上記のような時間・体力を活用した副収入を得る方法を選びましょう。

2.スキルを活用

ご自身が持っているスキルを活用して副収入を得る方法です。最初からスキルがあるに越したことはないですが、やりながら徐々にスキルを磨いていくこともできます。

Webライティング企業や個人から依頼されたインターネットサイト向けの文章を書いて報酬を得る。
ハンドメイド作品の販売財布、小物、バッグ、アクセサリーや雑貨など、手作りしたものを販売して利益を得る。

スキルを活用して順調に副収入を得られるようになると、フリーランスとして独立することも可能です。ゆくゆくは本業にすることを視野に入れてみるのも良いでしょう。

3.インターネットを活用

インターネットを活用して副収入を得る方法には、以下のようなものがあります。いずれの方法も初期投資が無料か、かかってもごくわずかなため、リスクも小さいと言われています。

アフィリエイト動画や自作のブログなどに企業広告を表示させ、広告を通じて商品が売れた際に報酬が支払われる。
YouTube動画にアフィリエイト広告を表示させて企業から報酬を得る。広告が読者にクリックされると支払われるアドセンス広告もある。視聴者やチャンネル登録者数が増えてくると、商品やブランドをコンテンツとして提供することで、企業からスポンサー費用を獲得できることもある。
クリック報酬型広告自作のブログにアフィリエイト広告を表示させて企業から報酬を得る。広告が読者にクリックされると支払われるアドセンス広告もある。

インターネットを活用して副収入を順調に得られるようになった場合も、フリーランスとして独立できる可能性があります。

4.流動資産を活用

金融資産を活用して、売買益や金利収入などを得る方法です。

株式投資企業の株式を購入し、購入金額よりも高く売却することで売買差益を得る。株主となっている企業から利益の一部を配当金として受け取れることもある。
投資信託投資資金を支払い、プロのファンドマネージャーに投資銘柄の選定を任せる金融商品。売買益の他、投資信託の運用から生まれた利益を配当金として受け取れることもある。
暗号資産さまざまな暗号資産の売買益を得る。暗号資産を貸し出して利子を得る方法もある。
FX2国間の価格変動を利用して売買益を得る。売買ポジションを保有している限り、金利差によって発生するスワップポイントをほぼ毎日受け取れる。

ここで紹介したような金融商品は、運用方法次第で不労所得として副収入を得られる可能性があります。

サラリーマンなど本業に支障が出ないように副収入を得たい場合におすすめです。

5.固定資産を活用

金融資産以外の資産を活用して副収入を得る方法です。

不動産投資

賃貸物件経営マンションやアパートの賃貸物件の経営。物件を売却して売買益を得る場合やサラリーマンや公務員の節税対策として活用されることも。
土地活用月極駐車場やコインパーキングの経営、土地の賃貸。

シェアリングビジネス

移動のシェア所有している車を使用しない時間帯に貸出。カーシェア、ライドシェアなど。
モノのシェア所有しているブランド品のレンタルやフリマサイトでの販売。

金融資産以外の資産を活用した副収入の場合も、不労所得として副収入を得られる可能性があります。

特に不動産投資は、それほど手間をかけずに資産形成できるため、サラリーマンにもおすすめです。