目次
アルパカの生息域はどこ?
じつは寒さに強いアルパカ
 ・アルパカが待っている牧場 おすすめ4選
ビバアルパカ牧場
 ・えこりん村
 ・展望花畑 四季彩の丘
 ・アースドリーム角山農場
さいごに

アルパカの生息域はどこ?

アルパカは南米などの暖かい地域に生息しています。南アメリカ大陸や、ペルー南部などの「アンデス湿潤高原地帯」に放牧されており、2023年現在ではアメリカやヨーロッパ、オーストラリアなどでも飼育されています。

アルパカは、家畜としての歴史が長く、インカ帝国時代(1200ー1533年頃)から続いているといわれています。毛を刈り、利用するために品種改良された家畜どうぶつなのです。現在でもアルパカの毛でつくられたコートなどは手触りもよく、また、保温性にもすぐれているためとても人気です。

じつは寒さに強いアルパカ

アルパカの生息域が南米だと聞いて、「北海道は寒いけれど大丈夫なの?」という疑問が浮かんでくることと思います。ご安心ください。じつはアルパカは寒さに強いどうぶつなのです。アルパカを漢字で「羊駄」や「羊駝」と書きます。アルパカの毛はヒツジの毛にそっくりです。もこもことした毛はいっぽん一本が非常に細く、12〜28マイクロメートルほど。それらが密集して全身をおおっているため、アルパカは寒さにも強いのですね。

また、毛の中はストロー状の空洞となっており、温度調節にすぐれています。北海道で暮らしているアルパカたちは氷点下の雪の中でも元気に過ごしています。雪の上だって平気ですわっていますし、寒さで食欲が失せるなどといったこともないようです。

※ 画像をお願いいたします。(雪の中のアルパカの様子が反映されているものだとうれしいです)

北海道の牧場でアルパカに会う魅力

今、どこまでも広く、自然にあふれた北海道の土地でアルパカに魅了される人が増えています。北海道の牧場は他の地域の牧場とはすこし違った印象があります。それは広大な土地から得ることのできる開放感です。

圧倒的な風景をバックにして、牧場でのびのびと暮らすアルパカたちに出会い、触れることで心身ともに満たされていく。それらは北海道だからこそ味わえる感覚であるといっても過言ではありません。ここでは北海道でおすすめの牧場をご紹介!アルパカが待っている牧場へ、いざ出発です!

北海道の草原でアルパカと遊ぶ
(画像=『北海道そらマガジン』より引用)

アルパカが待っている牧場 おすすめ4選

道内でアルパカに会える!おすすめのスポットを4つ紹介します。

ビバアルパカ牧場

北海道上川郡剣淵町にあるアルパカ牧場です。もとはスキー場だったそうで、とても広い牧場です。「パル」「チョッパー」「オレンジ」「ブラウニー」「ギン」「ルネ」「ソラ」「さくら」ちゃんと、たくさんのアルパカたちが勢ぞろい。

アルパカたちの日々の様子も公式ホームページ『飼育日誌』からチェックできます。愛情をたっぷり注がれて表情豊かなアルパカが待っているビバアルパカ牧場へ足を運んでみてはいかがでしょうか。

ちなみに冬季はエリア内でエアボードなどの体験ができ、家族みんなでたのしめること間違いなし。おすすめのアルパカ牧場です。

えこりん村

「東エリア」と「西エリア」にわかれている『えこりん村』にはアルパカが暮らす『みどりの牧場』のほかに、レストランやキャンプ場といった施設が充実しています。北海道ならではの広い土地とみどり鮮やかな風景につつまれ、間近でアルパカを観察することができます。

展望花畑 四季彩の丘

『展望花畑 四季彩の丘 アルパカ牧場』のアルパカたちは、移り変わりの美しい北海道の四季のように表情が豊かです。春、夏、秋、冬の一年を通してアルパカたちの元気なすがたを見ることができます。とくに冬季の景観には圧巻させられます。左右どこを見渡しても白銀の景色が広がっており、雪の中を歩く、もこもこのアルパカたちの愛くるしいことなんのと高鳴る胸の鼓動とシャッターを切る音がとまりません。

アースドリーム角山農場

北海道江別市に位置するふれあい・体験型の牧場です。大自然の中でアルパカに餌をあげたり、さまざまなどうぶつと一緒になってたのしめる体験イベントが盛りだくさん。北海道でしか味わえない開放感の中で放牧されているアルパカたちの自由気ままなすがたを見るだけでなく、実際にふれあい、遊ぶことができるという夢のような牧場です。

アルパカの他にもウマ、ヤギ、ウサギ、ネコ、ミニブタなど、たくさんの種類の生きものとふれあうことが可能です。思い出づくりにおすすめの牧場です。

さいごに

アルパカの旅はいかがでしたでしょうか。アルパカの容姿に癒されたのは筆者だけではないと思います。北海道だからこそ体験できる雄大な牧場でのアルパカとの出会い。大自然の中での思い出は色あせることなく、生涯をとおして心に残されていくことでしょう。

そして、なんといっても写真映えがいい!どの角度から切り取っても映えるのですから文句のつけようがありません。四季の豊かな北海道でアルパカとふれあい、遊び、思い出をつくる。アルパカは基本的にとてもおとなしい動物です。大人だけでなく子供も夢中になって遊ぶことができます。

ちなみに筆者は、関東や東海でアルパカに触れたことがあります。可愛らしいアルパカを間近で観察することができました。しかし残念ながら、そこでは放牧はおこなっておらず、触れる範囲は限られていました。それが北海道との違いであり、北海道でアルパカと出会うことを心からおすすめしたい理由です。

本日も最後までおつき合いくださいましてありがとうございました。

※画像はイメージです。

提供元・北海道そらマガジン

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