みなさんジブリの名作ハウルの動く城をご存知でしょうか?
今回紹介する都市は、ハウルの動く城のモデルとなった街並みで有名なフランスの都市コルマールです。とても可愛らしくてメルヘンな街並みはどこを切り取っても写真映えするスポット満載です。
コルマールとは?
コルマールはドイツとの国境付近、フランスの東部に位置するアルザス地方の都市です。ドイツに近いこともあり、ドイツ風の木組みの家が立ち並び、ドイツ語が通じることが多いです。
クリスマスマーケットでとても有名なフランスの都市ストラスブールから車で約1時間ほどで行けます。ドイツのフランクフルトからは車で3時間くらいです。もちろん列車でも行けるので、ストラスブールから日帰りまたは1泊くらいがおすすめです。

ストラスブールはコルマールに比べ規模が大きく都会ですが、コルマールはドイツ風のかわいらしい木組みの家が立ち並び、メルヘンの世界に迷い込んだような感覚になる素朴な良さがある都市です。
お隣ドイツの影響を受けてる都市だけあってフランスだけど、ドイツの文化も混ざっていて2つの文化が同時に楽しめるなんとも不思議でおもしろい都市です。
観光場所
コルマールの観光場所は基本徒歩でまわれます。筆者としては観光場所を巡る旅というよりも可愛らしい中世の町並みを散歩しながら楽しむ旅という感じでしょうか。
コルマールのメインは可愛らしい街並みのある旧市街です。
プティット・ベニスと呼ばれる木組みのカラフルな家々が立ち並び、その横に川が流れている景観はまさに撮影スポット。観光用の船の30分ほどの遊覧も可能です。ベニスと呼ばれていますが景色はドイツ風です。笑

基本、どこを切り取っても絵になる街並みなので自分のお気に入りのフォトスポットを探してみてくださいね。
他にも、ハウルの動く城のモデルになった街並みに建てられている16世紀の建造物プフィスタの家やサンマルタン教会などが観光スポットとして挙げられます。旧税関と呼ばれる場所はかつては税関でしたが、現在はカフェとしてリノベーションされています。クリスマスの時期はクリスマスマーケットが開催され、可愛らしい雑貨が立ち並びます。

美術館が好きな方は、ウンターリンデン博物館やアンシ美術館に足を運んでみてはいかがでしょう。