シリーズで見せるためにパッケージを統一

(画像=シリーズラインナップ,『DCSオンライン』より 引用)
化粧水とクリームを発売するタイミングで、すでに販売していたオリジナルのハンドクリームやネイルオイル、入浴剤などのパッケージも一新した。
「化粧水だけで戦わずに、組み合わせて使ってもらいたいと考え、ハンドクリームやネイルオイル、リフレッシュシート、入浴剤、石鹸などの周辺商品も成分を見直し、統一感のあるパッケージにした」
江戸時代の植物図鑑『本草図鑑』からインスピレーションを得たモチーフがやわらかなタッチで描写されているのだが、実はここにも試みがあったのだという。
「中川政七商店では、力強い木版画のようなパッケージを採用することが多い。しかし、見た目からも癒されるように、あえて繊細な線画のイラストにこだわった。これまでにないデザインだったが、コンセプトをしっかりと説明することで社内の同意も得られた」
こだわりをつめこみながらも、気兼ねなく使える手が届きやすい価格設定にするため、化粧水とクリームの価格はいずれも2,750円に設定した(化粧水150ml、クリーム40g)。