写真撮影において重要となる構図・露出・ピントを的確にし、カメラブレを抑えられる三脚は、初心者から熟練者まで必携しておきたいアイテム。
今回は旅先で活躍しやすい5つのアイテムを厳選した。三脚選びで迷ったときの参考にしてもらいたい。
軽量で持ち運びが容易な「スリーレッグドシング三脚」
最初に紹介するのは、イギリスの三脚・カメラバッグメーカー「3 Legged Thing(スリーレッグドシング)」が販売する三脚(税込84,810円)だ。
カラフルで特徴的な軽量ボディは、「コンパクトに持ち運べるトラベル三脚」をコンセプトに、機材コレクターでもある設立者ダニー・レニハン氏が開発した。
一般的な三脚の4倍以上にもなる高い耐荷重を備え、豊富な撮影スタイルに柔軟に対応。撮り手を魅了するアイテムに仕上がっている。
さまざまな地形での撮影が予想される旅先での使用に対応するため、豊富なアクセサリーを用意。岩場などの複雑な地面や、雪上などの柔らかい設置面など、いかなる場所でも安定した撮影が可能だという。
三脚の脚は取り外しができるので、一脚やブーム、照明用アームなどさまざまな使い方が容易に実現する。
センターコラムに複数段を設けており、コンパクトな収納が可能。素材には軽量かつ丈夫なカーボンファイバーを重ねた炭素繊維強化プラスチックが使用されているので、安心してどこへでも持ち運ぶことができるだろう。
カラフルなデザインが目を引く、質実剛健なアイテムを手掛ける人気ブランドに今後も目が離せない。
スリーレッドシング5段三脚
価格:84,810円(税込)
場面に合わせて一脚にもなる「200-DGCAM034」
続いて紹介するのはサンワサプライ社の「200-DGCAM034」(税込8,980円)。撮影する場面に合わせて、三脚にも一脚にもなる、幅広いシーンで使えるアイテムだ。
三脚を設置できない場所や身軽に動きたい場面でも扱いやすく、約46cm〜155cmまで伸縮するので、この三脚一つでローアングルからハイアングル、俯瞰撮影などもすべて行える。
ボールジョイントで360°回転・チルト移動ができる機能的な自由雲台を備え、カメラの縦・横の切り替えや角度の微調整を手軽に行えるのも魅力ポイントだ。
開脚角度も2段階調節が可能で、脚を伸ばして使うことも、地面にベッタリ安定させて使うこともできる。いかなる場所でも安定した撮影が行えるだろう。
別売りの専用ホルダーを使えば、タブレットやスマホも設置できるので、日頃の簡単な撮影にも扱いやすい。マクロ撮影から俯瞰撮影まで幅広いシーンで使用したい人や、スマホでも運用したいという人にピッタリといえそうだ。
200-DGCAM034
価格:8,980円(税込)