ルアーシーバスのポイントはハイプレッシャーで魚がスレている。釣りができる場所自体も減る一方だ。そんな中でも楽しむために、「身近な河川の見直し」をしてみてはいかがだろうか。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)
ルアーシーバス釣りのポイント
シーバスのポイントと書くと○○川とか、○○港とか、”場所”を思い浮かべる方が多いと思うが、そういった場所はメディアでも多く取り上げられ、休日にはズラリとアングラーが並び、年々シーバスはスレて行くばかりだ。ここでは河川でのシーバスフィッシングを例に考えてみたい。
今や地方の河川にも遠征とばかりにやってくるアングラーも多い。そこまでしないとシーバスが釣れなくなっているのは確かだ。特に陸っぱりは立ち入り禁止の所も多くなり、難しい選択を迫られるアングラーも多い。だからこそいつもの身近なポイントを見直し、視点をかえてシーバスを狙うことが必要ではないかと筆者は思うのだ。
![ちょっと意外な陸っぱりシーバスポイント3選 有名場所ではシーバスは釣れない?](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2023/01/68d9fb39b69bc502d5eb152e2e673154.jpg)
全ての川がポイントに
周りの環境からシーバスの生息を想像できれば、究極はどこの川でもシーバスは釣れるとなる。全ての河川がポイントだ。家の近くのドブ川でも、海と繋がっていれば、ベイトの多い季節に行けばシーバスが釣れるかもしれない……。
今回はそんな思考と視点で、全国どこのポイントでも使える新たなシーバスフィッシングを考えてみたい。
河川のシーバスポイントおさらい
まず、シーバスフィッシングではどんな所を狙うのか?河川での釣りを例に簡単におさらいをしてみよう。
橋脚周り
ここはシーバスフィッシングをする方なら、まずは狙ってみるマイナーポイントです。
橋桁に川の流れが当たると流れは複雑に変化します。ここにベイトなどが集まり、シーバスも着きます。また、深く掘れていたり、昼間はシェード(日陰)になるので1日中シーバスが狙えます。プレッシャーはどのポイントよりも高いので、狙うタイミングが重要です。
![ちょっと意外な陸っぱりシーバスポイント3選 有名場所ではシーバスは釣れない?](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2023/01/3b085d11540dafbfbf5435853e288437.jpg)
沈み石、ブロック周り
ここもわかりやすいポイントです。小魚やエビ、カニなども生息するので、シーバスも着くことが多いです。昼間に場所を確認しておけば、ナイトゲームで根掛かりを恐れず積極的に狙うことができます。また、クロダイなども好むポイントなので、シーバスが釣れなくても思わぬゲストに会えるかもしれません。
明暗
シーバスのナイトゲームでは誰もが狙うポイントですが、案外難しいのがこの明暗。川の流れを利用して明るい方から暗い方へルアーを流し込んだり、明暗の境目でターンさせたりとテクニシャンには得意のステージですが、慣れないとなかなか上手く行きません。まずはルアーがよく見える昼間、フローティングミノーで練習すると目で確認できるのでおすすめです。