黒坂岳央です。
「○○な人と関わってはいけない」
というタイトルは動画や記事など、媒体は違えどあちこちで見かける。いずれもアクセス数が多く、人々の関心が高いテーマなのだろう。
蓼食う虫も好き好き、人の数だけ個性がある。そのため、本稿のタイトルになっているこの提案にも「合う・合わない」にわかれるだろう。人によっては「このような主張をする筆者のような人物と関わりたくない!」と強く感じる人もいるはずだ。それについては一切の反論はないし、甘んじて受け入れる所存である。
本記事はあくまで個人的な意見、感想であるという前提で読み進めてもらいたい。

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最初にお断りしておくと、筆者は被害を訴える人を無視したり軽視せよというつもりは毛頭ない。救われるべき人は世の中にたくさんいるのはよく理解している。だが「過剰なレベルに被害者意識が強すぎる」という人については「本当に積極的に救いの手を差し伸べるべきだろうか?」と感じてしまう事が少なくない。
筆者は会社員の頃、まるで悲劇のヒロインのような社員がいた。口を開けば悪口と愚痴以外言うのを聞いたことがないというイメージであり、「自分は頑張っているのに、会社に不当に安月給でこき使われている搾取される哀れな奴隷だよ」といった趣旨の発言が多かった。
しかし、その人物は周囲からの評判が悪かった。仕事のパフォーマンスはお世辞にも高いとはいえず、むしろグチグチ言うことで周囲のパフォーマンスを下げていた。会社は労働基準法違反は一切なく、残業も彼自身の仕事のパフォーマンスが低いことに起因すると感じる事が多かった。