ダウンシュラフを洗濯する際には、羽毛にダメージが出ないように手洗いするのがおすすめです。そこで、本記事ではダウンシュラフの洗濯方法について解説します。洗濯後のお手入れや日常のメンテナンス、おすすめの洗剤も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
ダウンシュラフの洗濯はどうすればいい?
清潔に長く使うための洗い方
ダウンシュラフの洗濯はどうすればいい?
ダウンシュラフは正しく洗濯することが大切
ダウンシュラフとは、中綿に羽毛を使用した寝袋のことを指します。羽毛は化学繊維と比べてデリケートな素材ですので、洗濯方法を間違えると寝袋のクッション性や保温性が落ちる場合があるので、正しい洗濯方法を覚えて丁寧に寝袋のお手入れを行うことが大切です。
基本の洗濯方法をチェックしよう
本記事では、羽毛にダメージを与えることなく臭いや汚れを落とす洗濯方法を紹介します。初めてダウンシュラフを洗濯する方でも手軽に取り入れられる方法をまとめました。大切なダウンシュラフのお手入れをするために役立ててみてください。
清潔に長く使うための洗い方
羽毛の寝袋は手洗いが基本
羽毛が入ったダウンシュラフは、手洗いするのが基本です。縦型洗濯機の場合、シュラフが水に浮いてしまうため十分に汚れを落とすことができません。自宅やコインランドリーのドラム式洗濯機なら洗える場合もありますが、生地にダメージを与えてしまうリスクがあるため、手洗いで丁寧に洗った方が失敗がないでしょう。
目立つ汚れは部分洗い
目立つ汚れがある場合は、全体を洗う前に部分洗いをするのがおすすめです。水に薄めたダウン用の洗剤をスポンジにつけ、汚れを優しく擦るようにして拭き取ってください。油汚れが気になる場合は、ベンジンを含ませたタオルで拭き取るとよいでしょう。
浴槽にお湯をためて洗剤を入れる
部分洗いを終えたら、浴槽にぬるま湯をためた後にダウン用の洗剤を加えて全体を混ぜます。シュラフのチャックを閉めてたたみ、空気を抜いてからぬるま湯の中に入れてください。チャックを開いたまま洗うと、生地を傷める可能性があります。
足で踏み洗いする
ぬるま湯にシュラフを浸したら、両足を使って踏み洗いをします。弾力性のあるダウンシュラフは手で洗っても汚れをしっかりと落とせないため、足で汚れを押し出すイメージで踏み洗いをするのがポイントです。
踏み洗いをしていくと、徐々にぬるま湯が汚れで濁ってくるのがわかるでしょう。全体の汚れが取れるように、満遍なく足で踏むようにしてください。
水が濁らなくなるまで濯ぐ
踏み洗いを終えたら、浴槽の栓を抜いて汚れを含んだ水を流します。完全に水が流れたら寝袋を軽く押しながら丸めていき、水を抜いてください。次に、再び清潔なぬるま湯を浴槽にためて濯いでいきます。
まだ汚れが出てくるようならまた浴槽の栓を抜き、新しくぬるま湯を入れ直して濯ぎを繰り返すのがポイントです。完全に汚れが出てこなくなったら、濯ぎの完了となります。