高収入な仕事に就きたいと、誰しもが思うでしょう。一番の近道は、就職や転職でアピールできるような資格を取得することです。ここでは、就職に有利に働く資格と、その資格の取得難易度もあわせてご紹介していきます。また、取得した資格でどのような仕事に活かせるかという点においても解説していますので、何か資格を取りたいと考えている方は参考にしてみてください。

目次
稼げる仕事に就くには何が必要?
取得すれば稼げる資格【イチオシ】

稼げる仕事に就くには何が必要?

取得すれば稼げる資格まとめ!高収入=資格!お金が稼ぎたい人必見!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

現在の収入に満足しているという方は、意外に少ないものです。ここでは年収をアップするために、儲かる仕事の特徴や高収入に繋がる資格などを紹介していきますので、参考にしてみてください。

儲かる仕事の特徴

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(画像=『KASHI KARI』より引用)

効率よく稼ぐためには、どのような仕事が儲かる仕事か知っておく必要があります。高収入を得られやすい仕事としては、インターネット関連の仕事、特定のニーズをターゲットとした仕事、参入障壁が大きい仕事、成果に応じて収入を得られる仕事、不労所得で得られる収入などが儲かる仕事と言えます。

高収入の仕事には資格が必要?

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(画像=『KASHI KARI』より引用)

高収入を得られる仕事には、大抵資格が必要です。業種によっては、資格を所持していないと働くことができないものもあります。高収入の仕事と言うのは、やはり専門的な知識などを求められることが多いので資格を保持が必須と言えるでしょう。

そのため、闇雲に資格を取得するのではなく、自身が就きたいと思っている職業にあった資格を選び、資格取得を目指すのがおすすめです。

取得すれば稼げる資格【イチオシ】

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(画像=『KASHI KARI』より引用)

ここからは、イチオシでおすすめの資格をご紹介していきます。難易度もあわせて紹介していますので、資格取得を目指してみてください。収入アップに繋がること間違いありません。

稼げる資格①ファイナンシャル・プランナー

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(画像=引用:amazon、『KASHI KARI』より引用)

ファイナンシャル・プランナーの資格が求められる職業としては、証券会社・銀行・生命保険会社などの金融機関や不動産会社などが挙げられます。個人のライフプランニングなどの生活に関わるお金の運用や法人の運用までの知識を得ることができます。

金融機関では特にこの資格で得られる知識が必要になり、資格取得は不可欠と言えるでしょう。また、昨今では個人でも資産運用をしている方も増えており、仕事に就かなくても資格を取得する主婦も増えてきています。

ファイナンシャル・プランナーの年収

ファイナンシャル・プランナーの資格所持者の平均年収は、働く業種によっても異なってきます。職種によっては数百万円変わってきますが、どの職種に就いた場合でも、2022年の平均年収約403万円を超えており、高収入と言えるでしょう。

【職種】【平均年収】
銀行約650万円
損害保険会社約894万円
不動産会社約633万円
証券会社約760万円

ファイナンシャル・プランナーの難易度

ファイナンシャル・プランナーの資格は受験資格がなく、どなたでも受験できるため比較的難易度は低いでしょう。知識として覚えることがたくさんありますが、3級から1級まであり一歩一歩着実にステップアップしていくことができます。合格率も比較的高いので、しっかり勉強して受験にのぞめば合格できるでしょう。

【級】【合格率】
3級80%
2級0.4
1級80%

稼げる資格②宅地建物取引士

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宅地建物取引士の資格が求められる仕事としては、不動産会社・建築会社・金融機関などが挙げられます。特に不動産会社では、1ヶ所の事務所につき5人に付き1人の宅地建物取引士の有資格者を設置する義務があるため、資格を持っていると資格手当を割増で支給される場合があります。

不動産取引においては、公平さが求められるため不動産取引の精通した知識が必要となるのです。資格を所持しているだけで、不動産業界への就職も有利になると言っても過言ではない資格です。

宅地建物取引士の年収

宅地建物取引士の年収は、約470万円から約626万円ほどとなります。年齢や働いている企業の大きさによって年収に幅があるようです。しかし、共通して言えるのは、この資格を所持していると資格手当が月に約1万円から3万円ほど支給される場合が多いようです。

宅地建物取引士の難易度

宅地建物取引士の資格は難しいと言われており、試験を受けられるのも年に1回、10月の第2日曜日に行われます。合格率は毎年平均して受験者の約15%、人数にすると3万人程度です。

難易度は高めですが、受験資格は特にないため毎年多くの方が受験しています。勉強をしっかりし知識を習得していれば、合格できな資格ではないので持っておきたい資格の1つです。

稼げる資格③プログラミング言語

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プログラミング言語を習得すると、アプリ制作や、webサイトの制作、データ整理やプログラミングスクールの講師などの職に就くことができます。

一度プログラミング言語を習得すると、初心者でも受注しやすいものも多く、本業としての仕事として働けるほか、副業としても稼ぐことができるので結果的に収入アップがのぞめます。

習得におすすめのプログラミング言語は以下の通りですので、参考にしてみてください。

  • HTML/CSS
  • JavaScript
  • Bootstrap
  • PHP

プログラマーの年収

プログラマーの平均年収は約430万円ほどです。思っていたほど、高収入ではないと感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。プログラマーは、雇用形態や言語、経験やスキルにより年収にバラつきがあることが要因です。

しかし、プログラマーはヘッドハンティングなど、スキルがあり能力が高い方は、どんどん収入が上がっていきます。企業に勤めるという働き方だけではなく、フリーランスで在宅での仕事をすることもできるので、自分次第でどんどん年収アップがのぞめるでしょう。

プログラミング言語の難易度

プログラミング言語は素人では全て難しそうに思えますが、言語によっては難易度は低めです。PHPやJavaScriptは比較的難易度は低いでしょう。一方、C++やRなどは難易度が高い言語と言えます。

稼げる資格④日商簿記検定

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日商簿記検定は、会社のお金にまつわる経理の仕事をする際に必要になる資格です。日商簿記検定は3級から1級まであり、級により就職先も異なってきます。

【級】【就職先】
3級会計事務所・税理士補助・企業の経理補助
2級保険・証券会社・銀行・会計事務所・中小企業の経理部
1級大手税理士法人・上場企業の経理職

経理職の年収

経理職の年収は所持している級によって変わり、当然1級を所持している方の年収がより高い傾向にあります。そのため、経理職の年収は、約350万円から約600万円ほどと年収に幅があります。

資格取得のために勉強するのであれば、1級まで目指してみるのがおすすめです。1級を持っているからといって高収入な職に必ず就けるとは限りませんが、資格を持っていない方よりは高収入に近づけます。

【級】【年収】
3級約350万円
2級約480万円
1級約600万円

日商簿記検定の難易度

日商簿記検定は、級によって難易度が異なり、3級は商業科に通う高校生でも取得できる資格です。企業に求められる知識は2級以上となり。2級の合格率は年度により多少変わってはきますが毎年約30%の合格率でしょう。

難易度は比較的高くありませんが、しっかりと勉強して試験に挑まないと合格できない資格です。受験資格などもなく、どなたでも受けられる資格な上、計画的に勉強すれば取得できるのでおすすめです。

稼げる資格⑤地方公務員

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地方公務員は、比較的高い収入を安定して得られるので人気がある資格、職業です。安定した収入を得られるほか、福利厚生もしっかりしていて休日も多く、夏冬のボーナスもしっかり貰えます。地方公務員は、公務員全体の80%を占め警察官や消防士、効率の小中学校の先生、市役所、地方自治体で働くことができます。

地方公務員の年収

地方公務員の平均給与は月に約41万円、賞与は夏冬合わせて約180万円ほどとなっています。地方公務員の賞与は、基本的に国家公務員の賞与と連動しており、同等の月額給与の4.4ヶ月分が支給されます。

地方公務員の難易度

地方公務員試験受験者の合格率は20%ほどで、試験範囲が広いこと、人気のある資格のため受験者の人数自体が多いため難易度は高めです。試験も書類選考、1次試験の筆記、2次試験の面接と3つの試験をクリアする必要があります。

1次試験の筆記も覚えることがたくさんあるため、勉強に十分な時間を充て、対策もしっかり講じておきましょう。生半可な気持ちでは合格することができない資格です。

稼げる資格⑥中小企業診断士

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中小企業診断士は特に地方での就職や転職に有利な資格です。企業経営に関する知識を得ることができる資格で専門的な知識というよりは、広い視野で会社の状態を把握する力を求められます。特に地方での中小企業診断士は、60代以上の方が多く地方での就職に困るということはないでしょう。

また、中小企業診断士は相談業務をしながら様々な職種の方との人脈が広がり、その人脈が自身のスキルアップの手助けに一役買ってくれます。中小企業診断士として活躍している人の半数は独立して活躍しており、さらにその半数は一般企業に属しています。

中小企業診断士の年収

基本的には年収500万円から800万円の間の収入の方が多いようです。しかし、勤め先や就業状態により平均年収のボリュームゾーンに違いがあり、1000万円から1500万円ほど貰っている方もいらっしゃいます。高収入ゾーンの平均年収を稼いでいる人は大手企業に勤めていたり、独立している方がほとんどです。

中小企業診断士の難易度

中小企業診断士は、1次試験と2次試験に合格する必要があり、合格率は1次試験で20から40%、2次試験で20%弱となっています。一見合格率はそこまで低くないようにも思えますが、実際にストレートで合格する方の割合は約8%ほどと言われています。

また、1次試験の合格の有効期限はわずか3年で、1次試験の合格後は3年以内に2次試験に合格できないと、また1次試験からやり直しとなってしまうのです。科目ごとに7割程度点数が取れていれば良いので、全ての科目において満遍なく7割程度の点数を狙って勉強するのがおすすめです。

稼げる資格⑦ITストラテジスト

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ITストラテジストは、システム関連の仕事に就きたいと考えている方が取得する国家資格です。合格率は20%以下でハイレベルな資格なため、転職や就職に有利に働いてくれるでしょう。

ITストラテジストの年収

ITストラテジストの平均年収は、約600万円前後です。企業の経営の中核を担う仕事に就くことが多く年齢層も高いため、平均年収が引き上げられていると言えます。国家資格なだけあり、情報処理技術者試験の中で最も難易度の高い資格なため優秀な人材だということをアピールできるだけの十分な資格でしょう。

ITストラテジストの難易度

同じIPAの資格の中の「情報処理技術者試験」の合格率が約30%、合格率が高い時で48%ほどにもなることに比べると、ITストラテジストの合格率は毎年20%以下のため、かなり難易度が高いということが分かります。実際、司法書士試験や税理士試験と同程度の難易度とも言われています。

稼げる資格⑧社会保険労務士

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(画像=引用:amazon、『KASHI KARI』より引用)

社会保険労務士は国家資格で、人事や総務の仕事に就く際に役に立つ資格です。企業の労働環境を整えたり、年金などの社会保険制度の活用をサポートするのが主な仕事です。分かりやすいもので言えば、怪我などをした際の労災の利用についても人事や総務の仕事です。

社会保険労務士の年収

社会保険労務士の仕事は、資格を所持している者しか行えない業務を行う、専門性の高い資格のため、年収も高い傾向にあります。企業に属している場合の平均年収は600万円から700万円程度、独立しフリーランスで仕事をしている場合は年収1000万円ほど稼いでいる方もおられるようです。

社会保険労務士の難易度

社会保険労務士の資格は、どなたでも受けられるというわけではありません。資格を受けるためには、以下の3つの中のいずれかに該当している必要があります。試験を受けるためにも条件があり、試験を受けられたとしても毎年の合格率は10%にも満たないので、非常務難しい試験と言えます。

学歴大学・短大・5年生の高等専門学校のいずれかを卒業
大学に在学中の場合は62単位以上の卒業要件を満たした単位を習得しているか(単位を習得していれば中退や在学中でも受験可能)
実務労働組合で専従役員または従業員として勤務し、かつ関連業務に通算3年以上従事していたか
民営化前の日本郵政公社、年金機構、健保協会で労働及び社会保険に関連する業務に通算3年以上従事していたか
社労法人や弁護士法人で社会保険に関連する業務に通算3年以上従事していたか
一般企業にて人事労務の担当で社会保険及び労務管理などの実務経験が3年以上あるか
試験合格社労士以外の厚生労働大臣が認めた国家資格保持
司法試験の予備試験または行政書士試験に合格している