こんにちは、音喜多駿(日本維新の会 参議院議員 / 東京都選出)です。
本日からまず衆議院で代表質問が始まりましたが、今国会最初のサプライズ質疑(?)が。
自民・茂木幹事長 児童手当の所得制限「撤廃すべき」 第2子以降の支給額の上積みも「前向きに検討を進めるべき」
自民党・茂木幹事長が「シラク3原則」や「N分のN乗方式」へ言及しつつ、なんと児童手当の所得制限撤廃を主張しました。
シラク三原則とは、フランスのシラク大統領が提唱し、今なおフランスの政策理念となっている子育て支援にかかる考え方。
1.子どもを持つことで新たな経済負担を生じさせない 2.預けたい時に無料で預けたい環境を整備する 3.育児休暇から女性が復帰するときに、不利な待遇を生じさせない
そしてN分のN乗方式とは、子どもが多ければ多いほど税金が安くなる税制システムで、フランスで実施されています。
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上記の理念・政策については導入せよ!と迫る質問ではなかったものの、その流れで児童手当の所得制限撤廃に触れたことは驚きでした。
そもそも昨年、児童手当は政府与党の決定により所得制限が「強化」されたばかりです。世帯年収1,200万円以上の世帯は月5,000円の児童手当が消滅し、「子育て罰」という言葉が一躍注目を集めたのは記憶に新しいところです。