トイレ&昼食そっちのけ

トイレに行く時間がもったいない。「今○束いった」と中原氏に伝えながらどんどん釣り続ける。私の場合ワカサギ釣りは遊びだったが、今日はちょっと真剣にやってみようかなという気持ちになった。中原氏の釣った777匹の釣果を超えようと目標を立て、今までにないくらいの集中力だ。「この集中力を普段の釣りに生かせよ」というくらいだ。

やがて船宿から早めのお昼も届いたらしい。私たちはおにぎり持参だが、それも食べる時間が惜しいくらい。昼も食べずに釣り続けた。

午後になって気が緩んだのか失速し始めたが、相変わらず魚は釣れる。鈴なりにする集中力が落ちたらしく拾い釣りに変わってきたのだ。ここで中原氏、二刀流の成果が出てきて私を抜く。右手左手と大忙しだ。

私もなんとか777匹に届いてホッとした。あとはのんびり釣るかと思ったが、まだまだ釣れる。疲れたんだけどなあというところで、午後2時前の納竿のお知らせがきた。「ま、いっか」とキリのいいところでストップフィッシング。自己記録更新の860匹だ。

1860匹ゲットの大爆釣

荷物を片付けていると、中原氏はまだまだ必死である。それもそのはずで中原氏、本当に10束(千匹)釣ってしまった。これには私もびっくり!周りも釣れていたのでサオ頭は数匹で逃したが大健闘だ。釣り客は皆ほくほく顔。一年の締めで大爆釣だった。

帰宅途中では「2人で1860匹?そんなに釣れたなら魚もらってあげるよ~」というラインやらメールやらが頻繁に届き、検針器をかけてから配ることに。安全に食べるためにはハリのチェックが重要で、クリスマスに中原氏に検針器をプレゼントしたのだ。早速役に立ってうれしい。

ドーム船ワカサギ釣りで爆釣【長野・諏訪湖】 自己新記録860匹を達成金属探知機でハリチェック(提供:週刊つりニュース中部版APC・美波亜紀)

お正月は腰が痛いだの足が痛いだの大騒ぎだったが、ワカサギを使って一日遅れの天ぷらそばを作った。中原氏のおかげで良い年を迎えることができた。

三が日はワカサギを使ったレシピを作りまくった。昨年、女子栄養大学の通信教育を修了して資格試験を済ませたばかり。勉強したことを早速生かせたようで中原氏も大喜び。これからも皆さんにおいしい釣魚料理を紹介していけたらと思います。今年もよろしくお願いします。

「落水からの生還」生存者が語る【釣り落水事故の恐怖】 生死分けたのはライフジャ...

ワカサギ釣りの基本が全てわかる 【釣り場・道具・仕掛け・釣り方解説】

ワカサギ釣りステップアップ解説 食い渋りを【エサ付け・仕掛け・誘いの変更で攻略】

<週刊つりニュース中部版APC・美波亜紀/TSURINEWS編>

▼この釣り場について
民宿みなと
この記事は『週刊つりニュース中部版』2023年1月20日号に掲載された記事を再編集したものになります。
The post ドーム船ワカサギ釣りで爆釣【長野・諏訪湖】 自己新記録860匹を達成 first appeared on TSURINEWS.