こんにちは、音喜多駿(日本維新の会 参議院議員 / 東京都選出)です。

※質問主意書全文は最下部に掲載、PDF版のダウンロードはこちらから。

国会初日。総理所信表明への評価はまた明日以降に書かせていただくとして、本日はいわゆる「colabo問題」や若年被害女性等支援事業にかかる課題について質問主意書を提出させていただきました。

質問主意書とは、閣議決定がされた答弁が返ってくる極めて重たいものです。分野横断で質問をすることができる、国会議員にとって非常に重要な権限の一つでもあります。

ただし、国会の会期中にしか提出することができず、またすべての答弁が閣議決定されることから、質問を受ける官僚の負担も最大のものとなります。

それゆえ、私個人としても党としても質問主意書を濫発することはできるだけ避けているのですが、本件については問題の重要性とタイミング(1~2月は予算質疑が中心で、個別事案を一般質疑する機会が少ない)ことに鑑み、このタイミングで質問主意書を提出いたしました。

この間、ネットやリアルと問わずいわゆる「colabo問題」については多くのご意見やご批判をいただきました。

ネットでの調査や発信に尽力されている方々に心より敬意を表しつつも、そのスピード間にはどうしてもついていけない部分があり、ご期待に添えないような場面があったことは大変申し訳なく思っております。

その分、国会が始まる前に担当省庁や関係者とのヒアリングや調査を重ね、

・行政事業レビューや公金支出の妥当性 ・政府審議会委員の選定基準や利益相反の可能性 ・政治活動への参加是非

など、多様な論点を整理しています。本質や重要論点は人によって様々ですが、できるだけ広く網羅する質問主意書を目指しました。

通例であれば7日以内に答弁が返ってきますので、それをもとに今国会中は継続して問題解決・改善に向けた調査と提言を行っていきたいと考えています。

問題の性質上、情報発信の頻度への期待には添えない場合もあるかと存じますが、折に触れて情報発信をしてまいりますので、引き続き様々なご意見、ご指導ご鞭撻をいただければ幸いです。

それでは、また明日。