「ロマネスコ」の独特な形状

ロマネスコは、まるで人工物のようなグルグル、トゲトゲした形状をしています。
この形状は、「フラクタル構造」と呼ばれています。
「フラクタル構造」と呼ばれる形状
「フラクタル構造」は、図形の部分が全体の自己相似になっている構造のことです。
ロマネスコは全体が綺麗ならせん状を描いていますが、その中の小さな花の蕾の部分ひとつひとつもまたらせん状になっています。
自然界にあるものの中では、ロマネスコが最もわかりやすいフラクタル構造をしているといわれています。
形状から付けられた別名
ロマネスコは、フラクタル構造によるその美しい形状から、「黄緑珊瑚(きみどりさんご)」や「サンゴ礁」とも呼ばれています。
さらに、「うずまき」といったかわいい別名までつけられています。
しかし一方で、かつては「悪魔の野菜」「神が人を試すために作った野菜」とも言われていたのだとか。
まとめ

不思議な形状の野菜・ロマネスコは、アブラナ科アブラナ属の野菜。
カリフラワーやブロッコリーとまったく同じ分類で、仲間だとされています。
小さならせん状が集まったその形状は「フラクタル構造」と呼ばれています。
一方、どこで生まれたのかは明確になっておらず、16世紀にカリフラワーとブロッコリーをイタリア・ローマで掛け合わせて生まれたとも、同時期のドイツで開発されたのだともいわれています。
また、ロマネスコこそカリフラワーやブロッコリーの原種という説もあるようです。
提供元・FUNDO
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