「瓢箪鯰」の類義語

「瓢箪鯰」とはどんな状態をあらわす言葉?その意味や由来に類義語とは?
(画像=『FUNDO』より引用)

最後に「瓢箪鯰」の類義語も併せて見ておきましょう。
「瓢箪鯰」の類義語としては「不得要領」や「空漠」などがあります。

不得要領

「不得要領」は、何が何だかよく分からないつまり要領を得ないことをあらわす四字熟語です。
特に話の要点がはっきりとせず、何を言いたいのかわからないことに対して用いられます

空漠

「空漠」は、何もなく果てしなく広がっている様子に使用されます。
そこから、漠然としているので要領を得ないことという意味でも用いられます。

まとめ

「瓢箪鯰」は、のらりくらりと要領を得ない様子に対して用いられる表現です。
この表現が生まれるまでには長い過程を経ています。
まず、瓢箪で鯰を捕まえるという公案がありました。

この公案を題に室町幕府の将軍・足利義持が如拙という僧侶に水墨画を描かせました。
こうして描かれた瓢鮎図から、瓢箪鯰という作品が歌舞伎の江戸三座のひとつ中村屋によって演じられました。

この歌舞伎の瓢箪鯰から江戸の町人たちによって、掴みどころのない人物という意味合いで用いられるようになりました。

提供元・FUNDO

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