2022年の10月より、入境制限が大幅に緩和された台湾。
そろそろ数年ぶりの台湾旅行を計画中という方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、久しぶりの台湾旅行の前に知っておきたい現在の物価状況をご紹介します。
お出かけ前の情報収集にぜひお役立てください。
目次
台湾の今!生活スタイルの変化と物価上昇
台湾の物価【飲食編】
台湾の今!生活スタイルの変化と物価上昇
2020年より世界中で猛威をふるった新型コロナウイルスは、台湾にも大きな変化をもたらしました。
デリバリー文化は以前にも増して人々に深く浸透し、規制が緩和された現在もデリバリーボックスを積んだバイクが街中に行きかっています。
店舗の入れ替わりにも拍車がかかり、閉店を余儀なくされた老舗などもたくさんあります。
こうしたパンデミックによる影響は、街の様子だけでなく物価にも及んでいます。
日本ではここ最近、値上げのニュースをよく見かけますが、ここ台湾でも値上げのラッシュが続いています。
それに追い打ちをかけるように円安も進行しているため、物価が安いという台湾のイメージは次回の旅行で覆されるかもしれません。
ここからは、今現在の物価情報を飲食、生活、観光のカテゴリーに分け紹介していきます。
なお、この情報は2023年1月4日現在の情報で1台湾ドル=4.2円としていますが、今後変動する場合があるのでご注意ください。
台湾の物価【飲食編】
まずは、最も生活に直結している食べ物や飲み物で、物価が高いの安いのかを考えてみたいと思います。
しかし一食にかける食事代は、昼ごはんか夜ごはんか、はたまた外食か自炊かなどによってその平均額は大きく変わってくると思います。
そこで、ここではいくつかのポイントに沿ってそれぞれの物価をご紹介していきます。
マクドナルド(麥當勞)
「ビッグマック指数」という経済指標もあるように、世界各地で販売されているマクドナルドのビックマックの価格を比較すれば、お互いの物価水準を知ることができます。
台湾では1月初旬現在、75元で販売されているため、台湾でビックマックを食べるのならば315円を支払うことになります。
日本では410円で販売されていることを考えると、すこし安いことが分かります。
価格設定には材料費だけでなく人件費なども考慮されるため、この指数が必ずしもその国の物価全体を示すものではありませんが、ひとつの参考値にはなりそうです。
スターバックス(星巴克)
スターバックスのトールラテも、ビックマック同様に物価水準を比べるのに役立ちます。
日本では455円で販売されているトールラテは、台湾では120元で販売されています。
これをレート換算すると、504円となり少々高めです。
後術する小吃の値段や、台湾の一般的な給料を考慮すると、504円というラテの値段はかなり高級感があります。
一般的なレストラン
ここからは、台湾の一般的なレストランで提供されるメニューの平均的な金額をご紹介していきます。ただし、金額はレストランのグレードによっても異なるほか、北部と南部でも若干違いが現れます。
筆者の肌感覚であるためご参考までに。
- 小籠包/8個:120~200元(約504~840円)
- 火鍋/1人前:300元(約1260円)
- 牛肉麵:180元(約756円)
- ギョーザ/10個:70元(約294円)
屋台料理
台湾と言えば、何と言っても屋台の小吃。
リーズナブルなイメージの強い屋台料理も、ここ数年でじわじわと値段が上がっています。
それに追い打ちをかけるように円安の影響も重なり、お得感は薄れつつあります。
- 魯肉飯:40元(約168円)
- 牡蠣オムレツ:70元(約294円)
- おにぎり:40元(約168円)
- 肉まん:25元(約105円)
- 胡椒餅:40元(約168円)
スイーツ
台湾へは、このスイーツがお目当てという方も多いのではないでしょうか?
日本でブームとなったタピオカミルクティーや台湾カステラは、記憶に新しいことでしょう。
その他にも人気の高いスイーツを調べてみました。
- マンゴーかき氷:200元(約840円)
- 豆花:40元(約168円)
- タピオカミルクティー:60元(約252円)
- 台湾カステラ/600g:90元(約378円)