興味深いことにもうひとつ、“大転換”を感じさせるめぐり合わせがあります。
今年は3月23日から、“死と再生の星”と呼ばれる冥王星がみずがめ座に入ります。これは248年ぶりのことで、前回、冥王星がみずがめ座に入った期間は1778~1798年。そう、まさにアメリカ独立戦争(1775~83年)、フランス革命(1789~95年)の時期と重なるのですよ。
さらに、フランス革命時と2023年3月の星空を比較すると・・・土星が魚座に入っています。
土星が魚座の前、水瓶座にいた当時の2020年12月17日から2023年3月7日の期間は「自由ではない」、「平等を保っていられない」、「このままでは社会を維持できない」と、国民の不満を溜め込むような動きが発露しやすいのだとか。その結果、どういう主張あるいは大義名分かは別として、不正を暴くという動きも出やすいのですって。
その流れから、3月に魚座に土星が移動すると、「引き続き不正を暴きつつ、新しいルールを見つけ出そうとする」方向へシフトします。社会と問題点の折り合いをつけて、新しい秩序を生み出すというイメージですね。
米国でいうならば、21年1月6日の米議事堂襲撃事件、22年8月のトランプ前大統領の機密文書押収、23年1月のバイデン大統領の機密文書発見――などが当たるでしょうか。
日本で言うならば、水瓶座土星の時期に岸田内閣が誕生し、東京五輪汚職事件が発覚し、統一教会と政治家の癒着が日の下にさらされる――といった出来事などが相当しそうです。
歴史が韻を踏むならば、米国や日本だけでなく世界的に“大転換”を迎えるかも?というわけで、締めにヨギ・ベラの名言をどうぞーー「予想することは難しい、特に未来はね」。

Sagittarius Pro/iStock
編集部より:この記事は安田佐和子氏のブログ「MY BIG APPLE – NEW YORK –」2023年1月20日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はMY BIG APPLE – NEW YORK –をご覧ください。