「セブンスマホレジ」を実際に使ってみた!

「セブンスマホレジ」は、QRコードを使ったレジ不要決済アプリ。購入するアイテムのバーコードを専用アプリを使って読み込むことで、事前に決めた決済方法で購入が完了するというシステムです。

事前にスマホへアプリをインストールして、決済方法を設定したら準備完了。電話番号によるSMS認証こそ必要でしたが、他はとくにややこしい本人確認などはなく、1分でセットアップが完了しました。
スイスイ読み取るバーコードでストレスフリー!

筆者が訪れた導入店舗では、入口のすぐそばに大きなポップが。「セブンスマホレジ」のアプリは起動するとバーコード読み取り画面になるので、まずはポップの「お買い物開始」と書かれた入店QRを読み取ります。読み取るとスマホから音声が流れるため、読み取りが正しく行われたのかは一目瞭然。

さっそく店内を見回り、目当てのアイテムをピックアップしていきます。まずは、牛乳を手に取り、バーコードをアプリの読み取り枠内にIN。シャッターなどの操作は必要なく、スムーズにバーコードが読み取られて音声が流れました。音量が大きいのは防犯のためかもしれませんが、少々びっくり。音量を操作しても、読み取り音量はアプリ側が自動で大きな音量に調節してしまうようです。
読み取ったアイテムはアプリの画面下側にアイコンが表示されるため、読み取り忘れがないかパッと見でわかるのも嬉しいポイント。ただ、手動で読み取り個数を調整することはできないので、「間違って同じ商品のバーコードを2回読んじゃった!」という時は一度アイコン右上のバツ印をタップして読み取り直す必要があります。


ほかの注意点として、「ななチキ」などのレジ横に置かれている“ホットスナック”については、店員さんにお願いして取り出してもらうという仕様。ホットスナックにはバーコードがついていないので、購入個数をアプリで設定して店員さんに画面を見せつつ注文します。その場で会計はしないものの、レジが混んでいたらあきらめざるをえませんね。

一方、コーヒーマシンの利用はセルフで完結できます。カップが置かれたカートには、それぞれカップサイズや商品種類ごとにわかれたバーコードが添付。自分で好きなサイズのカップを手に取って、レジ横のコーヒーマシンを操作すればOKです。なお、レジ袋はカップのすぐ近くにおいてあり、箸・フォーク・スプーンなども完備。帰りに袋詰めをしているとコーヒカップが目に入ってしまうので、“ついで買い”にピッタリなニクい配置です。


袋詰め台などに記載された“退店QR”を読み込むと、事前に設定した方法で決済が行われて終了。あっという間に会計が終わり、荷物をレジ袋に詰め込む時間の方が長くかかったくらいでした。会計金額は退店時に表示されるだけでなく、アプリトップにある「マイページ」の「購入履歴」からも確認できます。
忙しい現代人に必要なストレスフリーさ
セブンスマホレジでは、従来のキャッシュレス決済より一歩、進んだストレスフリーを感じました。事前に決済方法を設定しておくことで「どのキャッシュレス決済を使おうか」と悩む時間を省略できること、入退店時の操作が非常に簡略で、混雑に巻き込まれにくい点が大きいでしょう。
特別な機材はいらず、お店が用意するのはアプリとQRコードだけだとすれば、普及のしやすさもバッチリのはず。朝の大事な時間をレジ待ちで費やしたくない人のためにも、各コンビニに同様のサービスが広まってくれることを祈るばかりです。
吉田祐貴
福岡県出身。編集プロダクションで修行後に独立。編プロ時代の不摂生を反省し、健康的な生活を送るための情報探しに余念がない。Twitterのくすっと笑える話題を見つけると、つい反応してしまう。スポーツはルールを勉強するところが楽しいポイントだと思っている。
文・吉田祐貴/提供元・オトナライフ
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