目次
■船岡温泉(京都府)
 ●豪華絢爛! 京都の老舗銭湯
■浅草湯(群馬県)
 ●群馬なのに浅草、その理由は──。

町田忍さんがこれまでに訪ね歩いた日本全国のシブい銭湯の中から選りすぐりの5つをご紹介。行って、入って悔いなしの名湯揃い。ぜひとも参考に、休日のお出かけ先に選んでみては?

■船岡温泉(京都府)

●豪華絢爛! 京都の老舗銭湯

大正12年(1923)、木造2階建ての料理旅館「船岡桜」の付属浴場として開業。

その後、外観・内観共に改装されたが脱衣場には戦前の姿を残しており、煌びやかな装飾の数々を見ることができる。

町田忍が個性豊かな日本各地の「愛すべき“シブ銭湯”」をご紹介!
(画像=趣のある浴室は日本で初めて導入された電気風呂をはじめ、ジェットバス・露天・くすり風呂など種類が豊富。、『男の隠れ家デジタル』より引用)
町田忍が個性豊かな日本各地の「愛すべき“シブ銭湯”」をご紹介!
(画像=脱衣場から浴室までの渡り廊下には池が。上にかかる橋は千本鞍馬口にあった菊水橋を移築。、『男の隠れ家デジタル』より引用)

欄間には透し彫りで京都三大祭の行列などが彫られ、その上には美しいマジョリカタイルが。このタイルは脱衣場から浴室への通路も埋め尽くしている。

町田忍が個性豊かな日本各地の「愛すべき“シブ銭湯”」をご紹介!
(画像=脱衣所の天井には牛若丸と鞍馬天狗の大きな彫刻が。、『男の隠れ家デジタル』より引用)
町田忍が個性豊かな日本各地の「愛すべき“シブ銭湯”」をご紹介!
(画像=美しいカーブを描いた入り口の屋根。「軒唐破風」と呼ばれる装飾の一つで、由緒ある寺などに用いられる日本独自の建築意匠だ。、『男の隠れ家デジタル』より引用)

京都府京都市北区紫野南舟岡町82-1
TEL:075-441-3735
アクセス:JR「京都駅」よりバスで約30分「千本鞍馬口」下車、徒歩約5分

■浅草湯(群馬県)

●群馬なのに浅草、その理由は──。

町田忍が個性豊かな日本各地の「愛すべき“シブ銭湯”」をご紹介!
(画像=『男の隠れ家デジタル』より引用)

大正10年(1921)の創業当初は「斎藤湯」(通称「原っぱの湯」)と呼ばれていたが昭和4年(1929)に焼失。

改築時、当時の当主が東京・浅草の銭湯を見学し、当時のその頃高崎では珍しかった宮造り形式を採用したことからこの屋号に。

脱衣所の床はゴザ仕様。木製ロッカーや脱衣籠など随所に趣を感じる銭湯だ。

町田忍が個性豊かな日本各地の「愛すべき“シブ銭湯”」をご紹介!
(画像=男湯と女湯の間には大きな水槽が。、『男の隠れ家デジタル』より引用)
町田忍が個性豊かな日本各地の「愛すべき“シブ銭湯”」をご紹介!
(画像=社寺風の門構え。、『男の隠れ家デジタル』より引用)

群馬県高崎市成田町36-3 
TEL:027-323-1745
アクセス:JR「北高崎駅」より徒歩11分