東京都は、インフレで困っている都内の住民税非課税世帯約170万世帯を対象に、1世帯あたり1万円分の米を現物支給する方針を固めました。関連事業費は約300億円で、12月に補正予算案を都議会定例会に提出するとのことです。

1世帯あたり25キロ程度の米を支給する予定で、希望者には、野菜や飲み物も選べるようにすることも検討しているとのことです。

小池都政はどこへ向かうのか bigjom/iStock

令和の世に「配給」を見ることになるとは、と感慨深い感想が多く見られます。

現金と違って退蔵のおそれがないせいか、賛成の声もあります。

「住民税非課税世帯」で一括りにするのはもうやめにすべきという冷静な指摘も。フロー収入がなくてもストックが大きい人は多いはずです。