目次
キャンプファイヤー準備のやり方
点火のやり方と薪の組み方

キャンプファイヤー準備のやり方

①必要なアイテムを揃える

【準備〜片付け】キャンプファイヤーのやり方を解説!点火のポイントや注意点も!
(画像=出典:pixabay.com(こちらの画像はイメージです)、『暮らし〜の』より引用)

必要なアイテム
・薪
・着火剤
・ライターやチャッカマン
・火ばさみ、トング
・火消し用の水
・軍手

引用元:takibi-reservation.style

必要なアイテムは主に前述の6点ですが、最も必要なのは薪と着火剤です。薪は乾燥して着火しやすく長時間燃焼するものがベストです。

現地で木を伐採して集めるのはワイルド感があり魅力的ですが、生木は水分を含んでいて燃えにくい可能性があります。キャンプ場に設置されている乾燥済みの薪や、ホームセンターなどで購入するのがおすすめです。とは言え薪はライターでは簡単に火がつきません。そのために着火剤が必要になります。

着火剤とは

薪に点火する着火剤とは燃えやすいもののことです。市販されている着火剤のほか新聞紙・紙類や乾燥した枯葉・小枝など簡単に火がつくものなら何でも構いません。とにかく薪が燃え上がる補助をするものを用意しましょう。乾燥した薪と着火剤を調達することがキャンプファイヤー準備の第一段階です。

②役割分担を決める

【準備〜片付け】キャンプファイヤーのやり方を解説!点火のポイントや注意点も!
(画像=出典:pixabay.com(こちらの画像はイメージです)、『暮らし〜の』より引用)

キャンプファイヤーはキャンプの夜を楽しむ最高のイベントです。少し大げさですが、イベントには全体を総合的に統括するプロデューサーと細部をサポートするディレクターが必要です。

ファミリーキャンプの場合は父親がリーダー役をするのが自然ですが、グループキャンプの場合はリーダーを決めず事前にそれぞれの役割分担を決めておくことが角を立てず楽しくスムーズに行える秘訣です。

役割分担のやり方

時間配分や全体の流れを見る進行役、薪や火を管理するファイヤーキーパー、ドリンクや料理の調達・配布役、ゲームなどの盛り上げ役などを事前に分担します。また人選のやり方では簡単な役ときつい役・重要な役など不公平感が出ないよう配慮することが必要で、例えば時間交代制にするなどの工夫にも注意しましょう。

点火のやり方と薪の組み方

①点火のやり方と流れ

【準備〜片付け】キャンプファイヤーのやり方を解説!点火のポイントや注意点も!
(画像=出典:pixabay.com(こちらの画像はイメージです)、『暮らし〜の』より引用)

キャンプファイヤーの流れは、まず最初に薪を組み燃えやすい新聞紙や枯葉(または市販の着火剤)に点火し薪にスムーズに燃え移るようにします。なかなか燃え移らない場合は乾いた小枝などを追加して対処しましょう。

火は空気の通り道が必要で、下から上に燃えやすいもの(着火剤)から燃えにくいもの(薪)に燃え広がる習性を持っています。この原理を利用した薪の組み方がいろいろと工夫されているので紹介します。

②ダイナミックな「井桁型」

【準備〜片付け】キャンプファイヤーのやり方を解説!点火のポイントや注意点も!
(画像=出典:pixabay.com(こちらの画像はイメージです)、『暮らし〜の』より引用)

キャンプファイヤーの最もポピュラーな定番の組み方で、ダイナミックな炎が上がり多人数のグループで盛り上がるのに適しています。薪を縦横2本ずつ交互に井桁に積み上げる組み方で、中心に煙突のような空気の上昇気流の通り道ができることで大きな炎になります。

積み方が簡単なので初心者の方にもおすすめです。また薪の長さや積み方の段数によりスケールの大小を調節できるのが特徴ですが、炎の勢いが強い分短時間で燃え尽きてしまいます。

③炎が高く燃える「閉じ傘型」

【準備〜片付け】キャンプファイヤーのやり方を解説!点火のポイントや注意点も!
(画像=出典:pixabay.com(こちらの画像はイメージです)、『暮らし〜の』より引用)

合掌型とも言い、数本の薪をそれぞれ支えあうように閉じた傘のようにセットする組み方です。炎が中心に集中するので強い勢いの火柱が高く上がるのが特徴です。少人数で見栄えのよいキャンプファイヤーを楽しむやり方です。ただし中心部分が早く燃え尽きてしまうので火の調節が難しく、大きな火柱が楽しめる時間も短くなります。

④火力を調節しやすい「並列型」

【準備〜片付け】キャンプファイヤーのやり方を解説!点火のポイントや注意点も!
(画像=出典:pixabay.com(こちらの画像はイメージです)、『暮らし〜の』より引用)

枕木を1本置き、その上に薪を並列または放射状に並べる組み方です。炎の調節がしやすく長時間燃え続けてくれるので、キャンプファイヤーを囲みながら調理をしたり飲み交わしてゆっくりと楽しむことができます。派手なイベント性はありませんが、じっくりと歓談しながら互いの親交を深めるには最適の組み方と言えるのではないでしょうか。