目次
注意しておきたいデメリット
商品を選ぶ時に意識したいポイント

注意しておきたいデメリット

天然素材と比較して重ため

【冬でもポカポカ】化繊シュラフのメリット・デメリットとは?人気商品4選もご紹介!
(画像=『暮らし〜の』より 引用)

コスパがよく快適な寝心地を叶えてくれる化繊シュラフですが、デメリットもいくつかあるため注意が必要です。例えば、化繊はダウンと比べて重量が重くなる傾向があります。

ふんわりと軽いダウンを寝袋に使った場合、1kgほどの重量になるのが平均です。一方で、化繊は重さがあるため寝袋の中綿として使うと2〜3kgほどの重量になります。ソロキャンプなど、なるべく荷物を軽量化したい時には化繊の重さに気を付けるようにしてください。

収納サイズが大きい

収納サイズは、化繊よりもダウンの方がコンパクトです。ダウンは伸縮性があり、収納袋の中でしっかりと圧縮できるためコンパクトにまとめられます。化繊はダウンと比べて伸縮性に劣るため、収納袋の中で圧縮されにくく、思ったよりも大きなサイズになってしまうことも少なくありません。

車でキャンプギアを運ぶのであれば化繊シュラフでも大きな荷物にはなりませんが、積載量が限られるツーリングキャンプではシュラフの収納方法に悩む可能性があるため注意が必要です。

温度の低い場所では天然素材の方が暖かい場合も

天然素材のダウンは繊維にたっぷりの空気を含み、保温性をキープします。空気の層が断熱材の代わりとなり、温度の低い場所でも暖かく過ごせるのが特徴です。一方で、化繊はダウンと比べて空気を含む量が少なく、断熱効果も低くなります。マイナス温度下のキャンプだと、化繊では寒さに悩まされることがあるかもしれません。

低温以外の環境なら問題ない
春から秋までの低温になりにくい時期であれば、化繊でも十分に対応できる場合がほとんどです。また、体感温度は人によっても異なりますので、化繊だから冬は絶対に寒くなるとは限らないことも念頭に入れておくとよいでしょう。

へたりやすい

【冬でもポカポカ】化繊シュラフのメリット・デメリットとは?人気商品4選もご紹介!
(画像=『暮らし〜の』より 引用)

化繊の中綿は、天然素材よりもへたりやすい場合があります。繰り返し使うことで弾力やコシがなくなり、寝心地が悪くなることもあるかもしれません。ただし、リーズナブルな価格帯のため、へたったとしても買い替えを検討しやすいのではないでしょうか。

商品を選ぶ時に意識したいポイント

重さや収納のしやすさを比較

携帯時に重くなりすぎないか、収納に困らないかといったことも化繊シュラフを選ぶ際に意識したいポイントです。近年は軽量化を実現したタイプやコンパクトに収納できるタイプも増えていますので、各商品を比較しながら選んでみてください。

季節に合わせて封筒型かマミー型か選ぶ

寝袋には、内部で自由に体を動かしやすい封筒型と体をすっぽりと包み込むマミー型の2種類があります。封筒型は低温になりにくい春から秋に最適です。マミー型は密閉性が高いため、寒さが厳しい冬によいでしょう。

化繊でも保温力の高いマミー型を選べば、冬キャンプの際もポカポカに過ごせますので、キャンプへ行く季節に合わせてぴったりな形を選ぶようにしてみてください。