濃厚接触者で風邪の症状もあったのでコロナを疑い本試験を欠席したら、その時実際は陰性で追試験の直前に新型コロナに感染した。 新型コロナ陽性と判定され本試験を欠席したが、実は偽陽性で本当は陰性だったため、追試験の直前にコロナに感染した。 新型コロナに感染したため無症状だったが本試験を欠席、しかし追試験の直前にインフルエンザ(又は別のコロナ変異株)に感染し発熱した。
などのケースが考えられます。
現在のオミクロン株の弱毒性を考えれば、指定感染症5類相当に下げインフルエンザと同じ発症・発熱対応にすれば、陽性者、感染無症状者・軽微な者(発熱がなく咳もひどくない等)、濃厚接触者はすべて本試験が受けられるようになるはずです。しかし直前では法改正が間に合うはずもありません。
そこで当事者の一人として要望ですが、各受験会場ではできるだけ柔軟な感染対応をしてほしいのです。具体的には濃厚接触者かその疑いがあっても、無症状なら一律に別室受験できる対応を取ってほしいと思います。本音を言えば感染(陽性)無症状者の別室受験も認めてほしいのですが、感染(陽性)の事実がわかった場合には、決められたルールを曲げることは難しいでしょう。
ただ頭にとどめてほしいのは、ルールを厳格に適用しようとすればするほど、無理をしたり実態を隠したりして受けようとする受験生が増える可能性があるということです。受験生の立場になってみてください。一生の進路・人生を左右しかねない場面で、追試験にまわったり、下手をすれば受験できなくなったりするリスクをできるだけ回避したいと考えるのは当然ではないでしょうか。
こうして感染した受験生が無理して受験するケースが増えれば、受験会場で他の受験生への感染拡大リスクがまし、ひいてはその後の私大試験、2次試験にも混乱をもたらします。
現在の新型コロナの感染拡大状況からすれば、受験生の多く(数%以上?)が感染・陽性になっても不思議ではありません。繰り返しになりますが、受験生にとっては一生を左右する大事な試験です。主催者・会場担当者には、できるだけファジー・柔軟な対応をお願いしたいと思います。