今は必要なもの以外は徹底して買わないようになった。高額なカメラなどは旅行の時だけレンタルすればいい。ガジェットは一番高くてリセールバリューの高いものを買い、必要になったら売却して新しいものを買うようにした。「まだ使えるし捨てるのはもったいないな」と思うとものが溜まってしまうので、それなら多少面倒でもしっかり売却して存在をなくしてから買い替えるように徹底した。

今はバッグすら売却済で手元にはなく、旅行や出張では荷物は郵送で対応して基本的に手ぶらである。このような生活ではゴミが出ない。本当に出ない。余計なもの、必要でないものは絶対に買わなければ、必然的にゴミは減るのである。ゴミがほとんど出ないような生活をすることで、結果的に出費も減るということになる。件の記事の内容にも合理性があるのだ。

ゴミの取り扱いで人生を消耗するな

筆者は意識的にミニマリストではないが、ムダを省いてきた結果としてそうなった。そしてわかったことがある。それはゴミを出すとそれだけ人生を消耗してしまうということである。

買ってもずっと使わない不要なものは、たとえ外装がきれいでもそれは本質的にゴミである。なぜなら将来、ほぼ確実に捨てられてしまうからだ。そういった家具、雑貨をたくさん持つと引っ越しの時に処分代もしくは郵送代がかかる。ゴミがあるだけで部屋の空間を圧迫し、QOLを下げる。だからゴミはあればあるほど人生を削ってしまう。

貴重な一度しかない人生を、無価値なものの取り扱いで消耗するべきではない。人生からできるだけゴミを無くす重要性を改めて教えてくれた記事だったように思う。

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