目次
ダイビング後の寒さ対策
防寒グッズと寒さ対策を積極的に取り入れて快適なダイビングを楽しもう
ダイビング後の寒さ対策
お湯を浴びる
冬場は特に、水から陸に上がった瞬間が一番寒いと感じる人も多いのでは。水に濡れた状態で北風にビューっとさらされると、とにかく寒いの一言。そんな時は、お湯を浴びて温まってしまうのが手っ取り早い。温水シャワーやお湯を溜めた設備があれば積極的に利用しよう。ただし、すぐに温まりたいからといって、極端に熱いお湯に浸かったりサウナに入るのは減圧症やヒートショック(※)のリスクが高まるので要注意。少しずつお湯をかけるなど、温度変化に体を慣らしていこう。
※ヒートショック:急激な温度変化によって血圧が激しく上下し、心臓や血管の疾患が起こるなど身体がダメージを受けること
ドライな状態になる
せっかくお湯を浴びて体を温めても、濡れた状態では気化熱でどんどん熱が奪われていく。温まった後は、スーツやインナーをすばやく脱いで、頭からつま先までタオルで拭いてドライな状態になろう。タンクの交換や器材の片付けを先にしなければならない場合は、せめて頭だけでもドライな状態にしてあげたい。繰り返し絞って使えるセームタオルが便利。
おすすめグッズ:セームタオル、お着替えポンチョ

風を通さないジャケットやボートコートを着る
しっかり水を拭いた後は、なるべく風を通さないアウターを着用しよう。ダイビング前と同様、後片付けや次のダイビングの準備、移動など何かと屋外にいることがあるので、油断はできない。続けてダイビングをする予定で、次のエントリーまであまり時間がない場合はスーツを着たままでいることもあるだろう。そんな時はボートコートを羽織っていれば、気化熱を奪われることなく風よけにもなるのでおすすめ。
おすすめグッズ:ウインドブレーカーなどの風を通さないアウター、ボートコート
防寒グッズと寒さ対策を積極的に取り入れて快適なダイビングを楽しもう
冬のダイビングは寒さと隣り合わせ。それでも工夫次第で快適さは何十倍も変わってくるので、横着せずに防寒グッズと寒さ対策を積極的に取り入れてほしい。皆様の冬ダイビングが最高に楽しく、快適なものになりますように!
提供元・oceanα
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