「断捨離」とは、不要な物を捨て、物への執着心を手放し、生活に調和をもたらそうという考え方のことです。

家の中でもとくに増えていきやすいのが服ですよね。クローゼットからあふれる服を断捨離したいと思っても、「まだ使える服を捨てるのはもったいなくて怖い」「服は売るべきなのか、捨てるべきなのか判断が難しくて・・・」と手を付けられない方も多いのではないでしょうか。

服の断捨離は「服を売る」べき?「捨てる」べき?断捨離のコツと捨てる服の選び方
(画像=【左】こちらはたまに着る服。ベーシックカラーの服は頻度が低くても出番があるので断捨離するか迷うところです。【右】こちらはまったく着ていない服。色が褪せていたり、ハンガーで肩が崩れていたりするので、断捨離するにしても売るべきか捨てるべきか迷います、『オトナライフ』より引用)

結論から言うと、2年以上着ていない服は今後も着る可能性が低く、思い切って断捨離するべきです。売るべきか捨てるべきかは、服の状態によって判断します。まだ着られるコンディションであれば売却を検討し、よれていたりシミがあったりするものは売ることも難しいので廃棄しましょう。

基本的な服の断捨離のやり方とコツ

それでは具体的に服の断捨離のやり方を見ていきましょう。

服の断捨離は「服を売る」べき?「捨てる」べき?断捨離のコツと捨てる服の選び方
(画像=【1】まずは今持っている服を把握するために、クローゼットや押し入れからすべての服を出します。他の部屋に散らばって収納している場合は、それらもすべて一箇所に集めます。【2】毎日着る服やよく着る服、季節的に今は着ないけれど1年以内に必ず着用する服を選びます。【3】選ばなかった服のうち、状態の悪いものは古布回収や燃えるゴミなどお住まいの自治体のゴミ回収ルールに従い分別し、捨てます。【4】選ばなかった服のうち状態の良いもの、選んだけれど着る機会が少ないものは、メルカリなどで売ります。【5】選んだ服を収納しなおします。手前から色の明るい服から暗い服へ、厚さが薄い服から厚手の服へと収納すると把握しやすくなります、『オトナライフ』より引用)

断捨離が終わったら、その後は「1着買ったら、1着捨てる、もしくは売る」というのを繰り返し、着る服のみが並んだきれいなクローゼットをキープしましょう。

服の断捨離のコツ | 「2年間着ていない服」は賞味期限切れと割り切る

襟が伸びたり毛玉ができたりなど、服自体が劣化していれば処分を決心するのも簡単ですが「まだ着られるかも?」と思ってしまうところが服の断捨離の難しいところ。

処分を判断する目安としておすすめなのは「2年のあいだに着たかどうか」。2年着ていないということは昨シーズンも1度も着ていないということで、今後着用する可能性は極めて低いと言えますし、活用できていないアイテムということです。2年間着ていない服は、割り切って断捨離してしまいましょう。