また、外交のエキスパートである元外務省主任分析官の佐藤優氏は、金正恩総書記の健康問題について鋭い分析をしていました。

体重が増えると痛風と便秘が怖いんです。痛風の発作はものすごく痛い。ミサイルどうするか?という話の時に、痛風の発作が起きて痛みが判断を間違えさせます。便秘もほっておくと痔になる。そうすると会議で長く座ってられなくて、イライラする。判断を間違えるんです。

独裁者の健康問題が世界史を動かしてきた例は枚挙にいとまがありません。

報道した英紙テレグラフによると「金正恩氏は深酒し、泣き、孤独に苦しんでいる」「健康不安に体制維持のプレッシャーまで加わっている。強大な権力を持つ統治者も40歳になれば今とは違った挑戦に直面するかもしれない」と記事を結んでいます。

不惑を目前にした金正恩総書記の心身の不調が直接・間接的に北朝鮮の大暴走に繋がらないとよいのですが。

この満面の笑顔の裏にどんな心労を抱えているのだろうか 金正恩総書記 北朝鮮HPより