施工前

残念ながら、テスト車両には事前にプロ艶シリーズの『パーフェクトシャンプーセット プロ艶』 と『ガラスコートスプレー プロ艶』 を施工してしまっているために、施工前と施工後の違いが出にくくなってしまっているが、それでも『耐熱ワックス プロ艶』を施工してみると艶やかさがアップする。

施工後

『ガラスコートスプレー プロ艶』 は硬質な輝きなのに対し、『耐熱ワックス プロ艶』のツヤはどちらかというとウエットな印象でマット塗装やチヂミ塗装などとの相性がよさそうだ。

まとめ

タナックス ピットギア 耐熱ワックス プロ艶
スプレータイプで使いやすい『耐熱ワックス プロ艶』。エンジン全体にかけて塗り伸ばすだけ

通常のシリコン系ワックスは120℃くらいまでしか高分子皮膜を維持できないとのことだが、『耐熱ワックス プロ艶』なら耐熱温度は300℃! おかげでエンジン回りの色々なところへ気兼ねなく使用できるというのが最大の長所に感じた。なお、エンジンに近い部分のエキゾーストパイプなど300℃以上の高温になるような箇所については、施工中に付着してしまったとしても水で濡らして硬く絞ったウエスなどで拭きあげておけば焼けムラにならないとのことだ。

タナックス ピットギア 耐熱ワックス プロ艶
アンダーガードの裏側など掃除がしにくい箇所に『耐熱ワックス プロ艶』使えば汚れ防止になる。皮膜の耐久性は1ヶ月ほどとのことだ

今回は、アンダーガードの裏側やエキパイ裏のエンジンブロックなど、通常のクリーニングや洗車では手やブラシが届きにくい箇所も重点的に『耐熱ワックス プロ艶』を施工してみた。これら手が届きにくい部分の汚れが水をかけるだけで落とせて便利というわけだが、しかもその効果が300℃の耐熱性のおかげで長持ちしてくれるならこれほど便利なことはない。

文:谷田貝 洋暁

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