【6】最新iPhoneが購入できない

格安SIMでも基本的に最新スマホを同時購入できますが、それはAndroidスマホのみで、最新のiPhoneを購入できるところはありません。

その代わり、型落ちのiPhoneや中古のiPhoneならかなり格安で入手することも可能となっています。

格安SIMの欠点やデメリット8選!これさえわかっていれば後悔しない!
(画像=こちらはOCN モバイル ONEのオンラインショップ。型落ちiPhoneも豊富に取り扱っており、とくに電話番号を引き継ぐMNPで乗り換えするとお得に購入できることが多い(画像はOCN モバイル ONE公式サイトより転載),『オトナライフ』より 引用)

また、最新のiPhoneはApple StoreでもSIMフリー版を単体で購入できますし、最近は中古スマホショップでも程度のいいものが割安で購入できます。

格安SIMの欠点やデメリット8選!これさえわかっていれば後悔しない!
(画像=最近は中古スマホを扱う専門店も増えてきた。写真は秋葉原に店舗も構える「イオシス」。最新iPhoneの中古もネットから割安で購入できる(筆者撮影),『オトナライフ』より 引用)

【7】スマホの初期設定を自分でやる必要がある

最近は、物理SIMカードを利用しない「eSIM(イーシム)」も普及してきましたが、格安SIMで契約すると、基本的にSIMカードが単体で郵送されてきます。

この場合は、自分でスマホにSIMカードを挿入して、ネットの接続設定を行わないと、Webサイトの閲覧やLINEなどができません。

このネットの接続設定は「APN(アクセスポイント)設定」と呼ばれており、同梱のマニュアルや公式サイトで検索すれば簡単に設定できますが、デジタルに弱い人には難しい作業になるでしょう。

ただし、家電量販店や実店舗のある格安SIMなら、APN設定もお店側でやってもらえますので、どうしても不安がある人は実店舗で申し込めばいいでしょう。

格安SIMの欠点やデメリット8選!これさえわかっていれば後悔しない!
(画像=格安SIMを契約したら自分のスマホのSIMスロットを引き出し、SIMカードを正しくセットする(筆者撮影),『オトナライフ』より 引用)
格安SIMの欠点やデメリット8選!これさえわかっていれば後悔しない!
(画像=次に、スマホの設定を開いて「アクセスポイント名」を選択(左写真)。APN設定画面で名前、APN、ユーザー名、パスワードなどを入力して保存するとネットに接続できるようになる(Andoridスマホの場合),『オトナライフ』より 引用)

【8】支払いがクレカのみで口座振替に対応しない

大手キャリアの場合、月額利用料の支払いは銀行口座の振替も利用できますが、格安SIMの支払いはクレジットカードのみというところがほとんどです。

ただし、BIGLOBEモバイルはデータ通信専用SIMなら口座振替にも対応しますし、mineoはデビットカードでの支払いにも対応しているようです(一部非対応のカードもあり)。

格安SIMの欠点やデメリット8選!これさえわかっていれば後悔しない!
(画像=mineoの支払いも基本的にはクレカになるが、サポートを見る限り、「デビットカード・プリペイドカードはご登録いただけない場合がございます」という表現になっている。一部デビットカードなら登録できるようだ(画像はmineo公式サイトより転載),『オトナライフ』より 引用)

また、OCN モバイル ONEも基本はクレカのみですが、条件しだいでは口座振替やデビットカードでの支払いも可能なようです。どうしてもクレジットカードを使いたくない人は、公式サイトで支払い方法を調べてみるといいでしょう。

ちなみに、デビットカードとはクレジットカードと同じようにVISA、MasterCard、JCBなどで買い物ができますが、決済した瞬間に銀行口座から料金が自動的に引き落とされます。銀行口座があれば未成年でも作ることができます。詳しくはこちらの記事を確認してください。

まとめ

いかがでしょうか? 冒頭で格安SIMには8つのデメリットがあると書きました。しかし、その内容をじっくり検証してみると、実はすでにデメリットとは言えなくなっているのです。

今でも注意したいのは、APN設定を自分でやる必要があることですが、これは実店舗を構える格安SIMを利用したり、格安SIMコーナーのある大手家電量販で契約することで解決できます。

また、格安SIM利用者のなかには「回線が不安定になる」「速度が遅い」と感じる人もいるようですが、長年、格安SIMを利用している筆者は、回線速度が遅いと感じたことはほとんどありません。

どうしても回線の速度や安定感が気になるなら、格安SIMのなかでも最大手のOCN モバイル ONEやIIJmio、あるいはキャリアが提供する格安プランの「ahamo」「LINEMO」「povo2.0」などを選んでおけば間違いないでしょう。

文・すずきあきら/提供元・オトナライフ

【関連記事】
ドコモの「ahamo」がユーザー総取り! プラン乗り換え意向調査で見えた驚愕の真実
【Amazon】注文した商品が届かないときの対処法を解説!
COSTCO(コストコ)の会員はどれが一番お得? 種類によっては損する可能性も
コンビニで自動車税のキャッシュレス払い(クレカ・QRコード決済)はどの方法が一番お得?
PayPay(ペイペイ)に微妙に余っている残高を使い切るにはどうすればいいの!?