ですが…唯一ある手がかり…それが国全体の「超過死亡」でしょう。

超過死亡とは、「例年の死者数をもとに計算した予想死者数を超過した死者数」のことです。死因は問いません、日本人のすべての死亡数を含みます。

個々の死因や理由は問わず、結果として日本人の総死亡数がどれだけ増えてしまったか?を見る非常にアバウトな方法。そんなものしかない、ということです。

でもまさか、ワクチン接種が始まってから日本人の死亡数が増えるなんてことがあるのでしょうか?

実際はどうだったかというと、それがこちら。

信じられないことに、ワクチンを打てば打つほど、「超過死亡」が増えてしまっています…。

まさかの結果ですね。僕もこれを見た時、正直驚愕しました。

感染や重症や死亡を減らす!と言われて国民の大多数が打ったワクチン。打つほどに死亡が減ると思っていたら、逆に打つほどに死亡が増えちゃったなんて…。冗談にも程があります。

なお、新種のウイルスが流行して、死者が約5万人も発生したんだから超過死亡が増えるのは当然だ!と言う意見も根強いですが、それは間違いです。

なぜなら、そもそもコロナ死はPCR検査が陽性の死亡例を全例計上していて(他の死因で死亡しても、PCR検査が陽性ならコロナ死として計上される)、つまりかなり過剰に計上されているのですが、その過剰に計上されている状態でもこの程度です。

コロナ死が、死亡増加分(超過死亡)のほんの一部であることが分かります。

もちろん、この超過死亡の原因がワクチンだと因果関係を証明できるわけではありません。

副反応と一緒で、明確に因果関係を示すことは非常に困難です。現実社会で発生する社会現象には無数の交絡因子(バイアス)が存在し、どんなにバイアスを除去して分析しても、結論は2分し両論対立して終わり、というのが通例だからです。

そうは言ってもこれほどの死亡増加は前代未聞の出来事です。東日本大震災を遥かに凌ぐ、戦後最大の超過死亡。未曾有の大惨事です。

それなのに、この国の政府も新聞もテレビもこれをほとんど報道しません。

超過死亡はすでに

「触れてはいけない日本の不都合な真実」

なのかもしれません。